日本財団 図書館


 

2.港湾発着外貿コンテナの輸送手段と輸送ルート

1)外貿コンテナ国内輪送の輸送手段
外貿コンテナ国内輪送(港湾〜バン出し・詰め地)は、ほとんどトラックによって行われている。ただし、大阪港及び神戸港から船積みされる輸出コンテナについては、「はしけ・船舶」の利用が総輸出量の約1割ある。これは主に中国、四国、九州でバン詰めされるコンテナであり、わが国でも外貿コンテナの国内輪送において海運利用率が1割以上あるのは大阪港、神戸港の輸出コンテナだけである。しかし、輸入コンテナについては「はしけ・船舶」利用率は2〜3%にとどまっており、海上輪送は主に輸出コンテナの輸送で利用されているといえよう。
次に、海上及び陸上の輸送手段別に外貿コンテナの輸送実態を述べる。

図3−9 外貿コンテナ国内輪送手段別割合

025-1.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION