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第2章 大阪港及び神戸港におけるコンテナ貨物量とその国内流動実態

1.コンテナ取扱量

1)外貿コンテナ貨物取扱量
わが国の港湾における外貿コンテナ貨物取扱量は、一貫して増加を続けており、平成6年の輸出量は7,188万トン、輸入は7,435万トンとなり、初めて輸入量が輸出量を上回った。

図2−1。わが国の外貿コンテナ貨物量の推移

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これまで、わが国の外貿コンテナ取扱量の9割以上は5犬港(東京、横浜、名古屋、大阪、神戸)で占められていたが、5大港以外の港湾(地方港)のコンテナ施設の整備の進展とともに5大港の取扱量シェアが減少し、平成5年には80%台になっている。近年は、地方港への外貿コンテナ定期船の寄港が増加していることから、今後はさらに5大港のシェアが減少すると見込まれる(ここでの5犬港は上記の5つの港湾であり、港湾運送事業法でいう5大港、京浜港、名古屋港、大阪港、神戸港、関門港ではない)。

表2-1.5大港の外貿コンテナ貨物取扱量シェアの推移

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