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4−2時差通勤等のPR活動

 

(1)PR活動の概要
大阪圏においては、首都圏などに比べて、通勤電車の混雑率も低く、通勤者をはじめ、関係機関においても、混雑があまり深刻に受け止められておらず、事業所や交通事業者が一体となった推進活動を進める機運は低い。
また、最も混雑の著しい「地下鉄御堂筋線」においては、最近の10両編成化などで現在は混雑率は低下しているものと考えられる。
このため、本調査研究においては、今後の時差通勤等のPR活動において、どのような方法が有効かを探るため、着膨れによって、一層混雑感が高くなる時期に、大阪市交通局の協力を得て、次のような実験的なPR活動を行うこととした。

 

(2)主要駅でのポスターの掲示
地下鉄御堂筋線の梅田駅及びなんば駅において、当委員会名によるPRポスターを掲示した。
・掲示場所地下鉄梅田駅(3箇所)・なんば駅(2箇所)
・掲示期間平成9年2月10日(月)〜2月22日(土)
・掲示媒体A1サイズカラー3枚1組(参考資料参照)
・掲示主体「大阪圏における都市鉄道混雑緩和方策のあり方に関する調査研究委員会」
(事務局:財関西交通経済研究センター)
・掲示内容快適通勤のすすめ(その1)
「少しの工夫で今より快適な通勤を!」
・御堂筋線朝ラッシュ時の時間帯別通過人員
・四つ橋線・御堂筋線・堺筋線の混雑度の比較等
快適通勤のすすめ(その2)
「いろんな通勤方法を試してみませんか」
・JR東西線と地下鉄乗換駅の案内
・ループバスの案内
快適通勤のすすめ(その3)
「フレックスタイム制を活用しませんか」
・フレックスタイム制のメリット

 

 

 

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