日本財団 図書館


 

?代替路線の利用を普及・協力の呼びかけ
・阪急京都線利用者の天神橋経由堺筋線への迂回推奨パンフレット。
・御堂筋線「梅田〜難波間利用者」の四つ橋線利用の呼びかけパンフレット。
(通勤定期の共通利用が可能なことをPR)
・路線バス利用という方法もあることもPR。

 

(3)供給側での対策
事業所や通勤者個人などの需要側への働き掛けに対応して、これを促進するための供給側での対応も必要となる。特に、首都圏と比べて、通勤混雑に対する切迫感の少ない大阪圏においては供給側での促進方策が必要不可欠と言える。
?都市内交通網のネットワーク強化
・JR東西線の開通による通勤ルート選択の可能性の拡大。
JR宝塚・神戸方面から北新地経由四つ橋線利用。
JR学研都市線利用者は南森町で堺筋線利用。
・地下鉄長堀・鶴見緑地線の延伸による通勤ルート選択の可能性の拡大。
京橋方面から心斎橋方面へは地下鉄長堀・鶴見緑地線の利用が可能。
・阪急京都線から地下鉄堺筋線への優等列車(堺筋急行)の増発。
(現行は、堺筋本町8時台着は、河原町発2本、9時台1本の計3本)
(阪急淡路駅ホームでの混雑が課題とされている。)
?ピーク前後の時間帯における輸送力増強
輸送力・所要時間・利便性の向上
特に、速達性を重視。(アンケート等から)
?並行路線などの代替路線の輸送力増強
四つ橋線、堺筋線における輸送力増強
四つ橋線の6両化(平成8年度中にすべて)JR東西線開通への対応。
四つ橋線、堺筋線の本数の増加。
?情報提供の充実
時間別の混雑状況、代替路線への乗り継ぎなどに関するきめ細かい情報提供。
比較的混雑率が低い中間車両への誘導(車両ごとの混雑状況の情報提供など)

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION