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※効果的な指導法
(1)心の準備・心構えを持たせる。(ふんい気づくり,興味と関心,安全)
(2)技の説明(技を示し,仕方を説明し,ポイントをはっきり覚えさせる)
(3)実際に体験・体得させる。
(4)素から密へ,また深さのある体験へ。
(5)目標を与える。(目標は段階的に与える)
※一人一研究(創意工夫)
※保健と栄養(日常生活のあり方)
※クラブ活動の意義とあリ方(管理・指導・計画)
※経絡と武道(治療と護身)
最近,ハリ,灸,指圧だとの東洋医学の治療法の流行が目立ちます。
柔術の伝書をみると,経絡を活用したものが多い。
しかし現代の武道においては,骨格筋系の鍛錬に重点がおかれていて,経絡系の鍛錬には関心を示されていない現状です。合気道には,技を通じて知らず知らずに経絡を体験させられるようになっております
が,もう一歩つっこんで研究してみる必要があると考えられます。
イ.ツボの研究(麻穴)
ロ.当身と活法(蘇生法)
ハ.重心のとり方(身心のバランス)
ニ.呼吸法など。
※当身人体には,その部位に衝撃を受けると,苦痛が激しく,あるいは損傷し,場合によっては生命にかかわるような生理的弱点があり,これを「急所」といっている。この急所を打ち,突き,けるなどして神経の中枢または末端に衝撃を与え,生理的機能を一時阻害して,相手の気勢をくじいたり,体勢をくずしたりして,その攻撃力や抵抗力を抑圧するのが,当身の目的である。
”「体の知恵」と「精神の汗」を出せ!!”

 

 

 

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