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(4)小手返し投げ
(5)天地投げ

§8.応用技

(基本技に基づいて応用変化した技)

合気道の基本技は,数多い伝統のある古い武術の技を,合気道独特の分類整理に新しい工夫が加えられ組立てられたものである。
応用技は,基本技と合気道の技の分類区分との組合わせで,いろいろな技として展開されるので,多くの応用変化の技を体得してほしい。
※技の分類
(1)体位から区別する技(立技,坐技,半身半立技)
(2)体の方向から区別する技(正面技,後技)
(3)相手が取りに来る身体部分から区別する技

片手取,諸手取,両手取,肩取,肘取,胸取,後取,正面打,横面打,突,蹴

(4)相手の人数から区別する技

2人がかり,多人数がかり

(5)相手の持つ武器から区別する技

短刀取り,太刀取り

(6)自分の持つ武器から区別する技

太刀さばき,杖さばき,槍さばき,鉄扇さばきなど。

※一触即制と一撃必殺
※鍛錬法
座り技
半身半立ち技
立ち技
武器の技
※徒手と武器応用技について
合気道は,徒手をたてまえとする技法である。
応用としての武器の技は,徒手の延長であり,徒手の動きに武器(杖・剣)の技が生かされる。
ゆえにその動きである体さばきの原則をしっかりと身につけることが大切である。体さばきをとおして徒手の延長としての武器の働きを研究する。術理が「徒手から武器へ」と一貫していること。
※間合いと体さばき
○形の意義
形は武道の身体活動による表現形体が,反復によって定形されたもので,稽古上の基準にたったものである。

 

 

 

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