このシンポジウムの開催経緯について
“シンポジウム”『高齢社会における聞こえの保障と健康』にご参加いただきましてありがとうございました。
日本も近年急速に高齢化が進み、世界の長寿国と言われておりますが、高齢が進むに従って成人病と言われる健康障害も増えますし、比例的に聴力障害者が顕著に増加します。成人病と言っても」般疾病は治癒回復のみちがありますが、失聴・難聴という障害をともなう疾病はその回復手段がないのが一般的です。
人間、長寿は結構ですが、聞こえなくなるのは悲劇です。高齢者となっても健康を保ち聞こえを保障するにはどうすべきか、これを間うのがこのシンポジウムの目的でありますが、この目的を達するために全難聴では、全国を数ブロックに分けてその中心地でシンポジウムを開催したらどうかと事業計画にとりいれ、日本財団の補助事業としてお願いしました結果、その大体の承諾を得たので、先ず、手始めに関西地区の中心地で計画を立てることの要請が、全難聴高年部にでありました。私としては他に切迫した諸々の用件もありましたが、シンポジウムの内容に震災に関する事項も含めるということもあり、立場上お引受した次第です。
ところが、実際にシンポジウムを実施主管するとなると、実働要員として協力してもらう人の問題、会場確保、交通条件など総合的に勘案して、大阪より少し離れた宝塚で実施することで各位の賛同を得、計画を策定して日本財団の承認も得たので、今日ここ宝塚市で開催の運びとなった次第です。
実行委員長
全難聴高年部長 大上 清