体験発表者紹介
近藤 庸子 氏 京都府難聴者協会所属 茨木市在住
【体験談要旨】提供頂いた体験発表文から要旨項目を選び適切な短文を抜粋しました。
孫娘の、私に対する人物評
孫娘は、私のことを「くそ真面目だ」と云って敬遠しています。
人工内耳装着(手術)への決心
耳が聞こえない為に、現代の世情に疎くなり、若い人に「くそまじめ」と敬遠される事に対する反感も少しはあったかと思います。
人工内耳を付けてみると
今は人工内耳でどんな音でも聞こえるようになりましたが、他の人との会話は、相手がこの人は人工内耳装着者だからと認識してゆっくり話してくだされば、そして静かな場所であれば大体了解出来ますが、電車の中とか駅の構内では、声は聞けますが意味は分かりません。
人工内耳の効用
人工内耳を装着してからは「以前のように大声を出さなくなった」とか、「前は話が聞き取りにくいことがあったが、発音が良くなった」等といわれる事が時々あります。
音の断絶から聴力の回復、戸惑いと感想
急に音のある世界に踏み込んだ時は、嬉しさと同時に、耳の聞こえていた時には何気なく聞き流していたであろう世の中の環境音の多さと煩わしさに驚きました。
字幕への希望
NHKだけでなく民放にも、もっと字幕を付けてほしいですね。
余生と健康
週に3回は卓球で汗を流しています。卓球の仲間は健聴者ばかりですが。失ったものは悔やんでも仕方がないので、自分に残された体力と能力をフルに生かして余生を全うしたいと念願しています。