パネリスト紹介
湊川 徹 氏
《発言要旨》
適合した補聴器を必要とする難聴者は多い。然し購入したものの、うるさいだけで耳に合わない為に抽出の中に放置されてしまっている補聴器の数は少なくない。これらの補聴器が日の目を見、有効に利用できればというのが私の考えである。
その運営システムを仮に補聴器銀行と名付ける。この銀行は使用されていない補聴器を一つの機関に集積し、一方で適合補聴器を希望する人に利用してもらう制度である。
システムの機能はa登録、b補聴器の分類と保管、c補聴器希望者への相談と補聴器講座である。bとcはある程度専門的知識が必要なので、最初専門医又は補聴器取扱い業者の協力を得るか、あるいは要約筆記、手話講座などに類する制度を作り、人材の養成を図ってはどうであろう。
本システムの運営に高齢者が積極的に参加することは、次の世代への励みになるだけでなく、一般社会への認識を深めるのに役立つのではないだろうか。
- 【略歴】
- 1972年 神戸大学大学院医学科卒業
- 1972年 兵庫医科大学耳鼻咽喉科講師1976年まで
- 1976年 兵庫医科大学耳鼻咽喉科助教授1995年まで
- 1996年 愛仁会千舟病院耳鼻科医長・兵庫医科大学耳鼻咽喉科非常勤講師
【専門】 顔面神経麻痒、先天性中耳奇形、伝音難聴、中耳移植、人工内耳耳鳴り目まいの臨床など
【兼職】 兵庫イヤーパンク理事