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体験発表者紹介

萱原慎志氏 兵庫県難聴者福祉協会会員 宝塚市在住


【体験談要旨】提供頂いた体験発表文から要旨項目を選び適切な短文を抜粋しました。

震災発生直後の都市状況と救援活動の開始
震災発生当日は、宝塚市内の交通信号は点灯せず、ビルや家屋の倒壊、道路の陥没、ライフラインの途絶や電話ファックスの使用不能が最長2ヵ月に及びました。翌日以降、会員の安否確認と状況把握のため市内を回りました。


支援活動中に聞いた多様な希望要望
NHKのテレビを見ていた父が、昨夜、突然耳が聞こえないと言い出した。芦屋東灘区内で耳鼻科はないか?


情報の不足苦情よりも情報が聴取できない苛立ち
避難所の放送が全く分からない。職員に尋ねても「その担当者でないから分からない」と言うばかり、張り紙を見ても行政の通達事項ばかり、マイク放送の時に何か分かる方法はないか?


歩行困難な難聴者や在宅聴覚障害者の苦悩、希望の概要
避難所に住む難聴者ですが、病弱で出歩けない。張り紙で補聴器給付の事を見たが補聴器を持ってきてくれないか?老人夫婦で半壊の自宅にいるが出歩けないので補聴器が欲しいが何とかなりませんか、避難所には補聴器給付のことが知らせてあるが、在宅者にはなにも分からない在宅者にも情報を流して下さい。


支援活動を通じて感じたこと
福祉ネットワーク作りが急がれる。
高齢者福祉サービスと障害者福祉サービスの谷間にいる高齢者へのサービスの迅速化を図る必要。
広範囲へ情報浸透のため字幕情報の拡充。






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