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九越フェリー れいんぼうべる

訪船指導同乗記

博多〜直江津間の新航路、九越フェリー鰍フ大型フェリー・れいんぼうべる(一三、五九七総トン一の訪船指導に同乗した。
安全運航のために細心の注意を払って、それぞれの持ち場でベストを尽くしている乗組員。その姿には、海の男の誇りを感じさせる。
だが、慣れやマンネリからくるわずかなスキはないものか。第三者の目から冷静に見つめるアドバイザー……。こうして安全の担保はさらに高められる。
博多港で乗船
九月三日午後九時、博多港箱崎の公共岸壁に接岸中の九越フェリー鰍フれいんぼうべる(一三、五九七総トン、乗組員三十人)に、訪船指導アドバイザーの鈴木三郎神戸商船大学教授、同古荘雅生神戸商船大学助教授、同社の運航管理者の児島昭典常務取締役、同副運航管理者の藤井敬治船舶部次長とともに乗船した。
加賀谷船長に挨拶のあと直ちに訪船指導のスケジュールの打ち合わせを行った。なにさま午後七時に入港して午後十時四十五分には出港するという忙しい中だ。要領よくすぐ話は纏まった。
出港スタンバイ
定時の午後十時四十五分博多港を出港した。この日の旅客数四十人(最大搭載人数三百五十人)、車輌収容台数七十九台(最大積載数二百三十台)で、いつもより少なめだという。

 

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