新刊紹介

GMDSS実務マニュアル−全世界的な海上遭難・安全システム−
東京商船大学名誉教授 庄司数民
東京商船大学名誉教授 飯島幸人
共著
国際的な統一ルールに基づく新しい遭難・安全通信システム「GMDSS」が一九九九年二月から完全実施される。それにともない沿海区域を航行する内航船、漁船、プレジャーボート等にも段階的にGMDSS船舶設備を搭載することが義務づけられた。
本書は@船舶の種類別・航行海域別によるGMDSS機器の搭載要件・保守義務AEPIRB、レーダートランスポンダ、NAVTEX等のGMDSSの装置について詳細に解説している。
GMDSSを装備する船社、海事通信機器に携わる技術者などの関係者に大変役立つ書である。
(成山堂書店 二四〇〇円)

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気象予報士受検の手引き
第一回〜第五回試験問題と回答
気象予報士試験研究会
編著
平成七年五月から気象業務法が改正され、気象庁しか行うことのできなかった一般向け予報業務をだれでもが行えるようになった。これは、よりきめ細かな予報が求められるようになった現状をうけてのものである。「天気予報は当たらない」という不満の声もよく耳にするところだが、これも予報に対するニーズの現れであろう。
気象予報士の試験は、平成六年八月に初めて実施され、現在では千五百人以上の方々が資格を手にし、各方面で活躍中である。そして、これから受験しようという人のために刊行されたのが「気象予報士受験の手引き」である。
過去の試験問題をヒント・解答とともに収録している。
気象に詳しい海事関係の皆さんも挑戦されてはいかがでしょう。
(成山堂書店 二八○○円)

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