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図8独立歩行習得3ヵ月頃の足関節筋の筋電図。

(被験者A.T.4:1歳1ヵ月)
歩行習得2〜3ヵ月頃では、不安定さを示す接床期の間(/)の前脛骨筋の放電や、着床前(\)の腓腹筋の放電は非常に少なくなった。また、つま先着地・足底全面着地がみられなくなり、踵着地に切り換わった。
着床前(\)、腓腹筋・前脛骨筋の両筋に放電がみられないパターンが出現し始めたことから、すり足的な少し安定した幼児型歩行パターンヘの移行開始期と考えられる。
放電は減少・消失し始めた。また、つま先着地・足底全面着地は減少し、踵着地が多くみられる傾向を示した。
3) 歩行習得2〜3ヵ月頃になると、不安定さを示す接床期の間の前脛骨筋の放電や、着床前の腓腹筋の放電は非常に少なくなった。着地動作はつま先着地・足底全面着地がみられなくなり、踵着地に切り換わった。また、着床前、前脛骨筋・腓腹筋の両筋に放電のみられないパターンが出現し始めたことから、少し安定した幼児型歩行パターンヘの移行開始期であることが再確認された3・6)。
4) 以上のことから、歩行習得1ヵ月頃までは乳幼児独立歩行開始不安定期、歩行習得2〜3ヵ月頃は少し安定した幼児型歩行パターンヘの移行開始期であると考えられる。

要約

従来より行ってきた乳幼児歩行から成人歩行における離床期・接床期の足関節筋(前脛骨筋、腓腹筋)の筋電図データーから、歩行安定度を推定する指標を検討した。得られた歩行安定度の指標を生後10ヵ月児の独立歩行習得過程に適用し、歩行習得初期の特徴をバランスの面から検討した。
1) 独立歩行習得1ヵ月頃までの歩行開始期は、不安定さを示す接床期の間の前脛骨筋の強い放電や、着床前の腓腹筋の強い放電が多くみられた。
また、着地動作は、つま先着地・足底全面着地が多いことから、この時期は乳幼児独立歩行不安定期と考えられる。
2) 歩行習得2〜3ヵ月では、不安定さを示す接床期の間の前脛骨筋の放電や、着床前の腓腹筋の放電は非常に少なくなった。また、歩行習得開始期に多くみられたつま先着地・足底全面着地が認められなくなり、踵着地に切り換わった。着床前、前脛骨筋・腓腹筋の両筋に放電のみられない少し安定した幼児型歩行パターンが出現し始めたことから、この時期は幼児型歩行パターンヘの移

 

 

 

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