日本財団 図書館


 

4.2.3対象地区データ集計機能

 

対象地区データ集計機能は、システムメニューで”属性の開帳表示”で囲まれた行政ポリゴンと地形分類ポリゴン、2次ポリゴン、さらに”プリンター出力”で囲まれた帳票の集計でおこなわれる。
ポリゴンの属性データはポリゴン種類別に管理されており、特定のポリゴン区分から全属性を知ることはできない。一方で、ポリゴン種類別に情報を所有したままでは被害想定結果を有効に活用することは難しい。ここでは各ポリゴンが持つ属性データを集計し直し、特定のポリゴン区分から全ての属性を表示するものである。
本システムでは、特定ポリゴンに属性の集計結果を表示する方法は2つある。1つは単独ポリゴンの集計結果の表示、もう1つは特定ポリゴン区分で対象地域全域を集計した結果の表示である。

 

・単独ポリゴンの集計と検索

 

単独ポリゴンの集計と検索(以下:検索)では、行政区分、地形分類、2次ポリゴンの3種類のポリゴン区分で指定したポリゴンの集計結果の検索をおこなう。
検索の結果表示ウインドウはシステムメニューの属性の帳票表示で囲まれている行政区分ポリゴン、地形分類ポリゴン、2次ポリゴンの各ボタンをクリックすることで表示され、行政区分は図4−14、地形分類は図4−15,2次ポリゴンは図4−16のように示される。
検索方法は2つ有り、1つは基本地図上から検索したいポリゴンを指示する方法、もう1つは検索の結果表示ウインドウ上からリンク?Dを入力し検索する方法である。
基本地図上から検索したいポリゴンを指示するときは、はじめに検索したいポリゴンの種類を決定し、ポリゴンレイヤーで検索するポリゴンのチックボックスをオンにしておく。次に、基本地図ウインドウの左下の検索ボタンをクリックし、検索したいポリゴンをクリックすると結果表示ウインドウにポリゴンの集計値が表示される。作業上注意する点は、ポリゴンレイヤーで複数のポリゴンを表示したとき、異なったポリゴン区分で検索されることがある。従ってポリゴンレイヤーは検索したいポリゴン区分のみを表示することが望ましい。
結果表示ウインドウからリンクIDを入力し検索するときは、検索したいポリゴンの結果表示ウインドウを表示させ、ウインドウの一番上にリンクID表示項

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION