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策4章 市町村地震被害想定システムの開発

 

4.1 システムの動作環境

 

本システムの動作に必要な環境は次の通りである。

 

ハードウェア:パーソナルコンピュータ(DOS/V,PC98)
OS:MS−Windows95、MS−WindowsNT
必須条件:MS−ACCESS95がインストールされていること

 

4.2 システム機能の実行

 

被害想定システムを起動すると同時にACCESSも起動され、図4−1が表示がされる。各ウインドウは位置、大きさとも変更が可能であるが、起動時に表示されているものは、ジオスター(基本地図、補助地図)、市町村被害想定システムメニュー(以下:システムメニュー)、表示/どこ、ACCESS(以下:アクセス)のウインドウである。
ジオスターは、地図の表示をおこなうウインドウであり、表示されているものは基本地図と補助地図の2つがある。
基本地図は被害想定の対象となる地域の詳細な地図表示をおこなうウィンドウであり、被害想定結果や地区の属性はここで表示される。
補助地図は被害想定の対象区域並びに周辺の地図を広域的に表示するウインドウである。表示範囲は対象地域から最大で200?程の地域までである。これは、これより遠距離で巨大地震が発生しても被害は軽微と考えるからである。なお、補助地図上で淡緑で表示されているものは市町村境、実線で囲まれている部分は基本地図で表示されている地区である。
システムメニューは、被害想定の機能をメニューウインドウ化したものであり、大別して属性の開票表示、地震動被害想定、属性の地図表示、プリンター出力の4つに分けられる。各々の機能については後に解説をおこなう。
表示/どこは、ジオスターで表示されている地図画面の移動や拡大縮小をおこなうメニューウインドウである。図面全表示で対象地域全域の表示、拡大で指示した部分のクローズアップを見ることが可能である。
アクセスは、システムメニューを始め、ポリゴンデータの属性等を管理するウインドウである

 

 

 

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