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(3)計画文案策定業務支援システム
(新規計画の個別計画の文案を確定するためのプロトタイプの提示)
当該市町村の計画に搭載すべき個別計画の文案そのものを出力できるよう、標準的な計画文案(典型事例)や同様の地域特性を有する市町村の計画文案の事例を参照するなどの方法により計画素案を作成し、計画策定業務の効率化を支援できるようにする。
そのため、検索システムの「目次項目要素DB・個別計画DB」を操作し、典型(標準)データや複数の優良計画を検索することにより、計画のプロトタイプ(ひな型)を出力し、あわせて参考となる計画事例を複数表示させ、これらを適宜取り込み、修正しつつ、最終的に「新規計画ファイル」に直接出力させる。
なお、この検索は、目次構成策定業務支援システムで出力されるデータと基本的に同じ「目次項目要素・個別計画DB」のデータを対象としており、出力結果に計画文案を表示させるかどうかの相違があるだけ―と考えることもできる。
個別計画の文案データは、画像ファイルとして格納しておくか、又は別途ぺーパーにコピーしたものを検索できるようナンバリングしておくなどして、必要な時点でデータを取得できるようにしておく。これらのデータをOCR(光学的文字認識機能)によりテキストデータに加工する。また、このうち、ある程度標準的で必須な計画項目は、予めテキストデータとして生成・保存しておき、計画策定に利用できるようにしておく。

 

〔マルチウィンドウによる出力・参照と修正のイメージ〕

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