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(2) IDプレートの検知
?@ アンテナは、書き込みデータを常時送信している状態でIDプレート(I/F付)の到着を待つ。
?A IDプレート(I/F付)がアンテナの通信エリア内に入り1度書き込みが正常に終了したら、アンテナは読み出しを200mS間隔で繰り返し行う。
?B 地上処理装置側では、読み出しが正常に繰り返されることで、IDプレートが通信エリア内に存在していることが確認できる。また、読み出しでプレートなしエラーが発生したら、IDプレートが通信エリア外に移動したことが確認できる。
?C 車上処理装置側では、中央処理装置からの情報を200mSの間隔でIDプレート(I/F付)のメモリから読み出し、車上表示器に表示する。
?D 車上表示器の釦を押下したタイミングで情報をIDプレート(I/F付)のメモリへ書き込み、再び200ms間隔でIDプレート(I/F付)のメモリから情報を繰り返し読み出す。

 

3.8.3 データ伝送
(1) ステータス情報
通信動作のリアルタイム状況と読み出しデータの情報は、情報処理装置から任意のタイミングで読みだす。

034-1.gif

(2) 書き込みデータ
任意のタイミングで情報処理装置から書き込むことができる。但し、書き込みスタートリレー、書き込み完了確認リレーの操作が必要になる。
ア. 書き込みスタートリレー
書き込みを実行するためのリレーで、ON→OFFすることで書き込みを開始する。

034-2.gif

 

 

 

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