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c.軌道同路単位の列車走行実績の記録
大手町、茅場町、東陽町、葛西の駅制御装置(LTC)のログデータを取得した。
(次年度の列車運行シュミレータ用のデータとして利用)

 

3.6 列車運行データの分析

 

(1) 実行・実績ダイヤ
図3.6−2にラッシュ時間帯における営団地下鉄東西線の実行・実績ダイヤ図を示す。図では今回調査対象としているB線(中野方面行き)方向のみを限定して表示している。

 

a.実行実績ダイヤ図の見方
?@ 黒色の実線:実行ダイヤ(計画ダイヤ)・各駅の発時刻をプロット
?A 赤色の実線:実績ダイヤ・各駅の着時刻、発時刻をプロット
?B 縦軸:駅(太下線が引いてある駅が連動駅)
?C 横軸:時間(最小目盛が1分)
?D 運行番号:列車線に沿って記されている数字が各列車の運行番号を示す。
英字の示す意味ば下記の通り
S:営団所有車両、T:東葉高速所有車両、
K:JR東日本所有車両、R:快速

 

b.実行実績ダイヤデータの概要
?@ 分解能
実行ダイヤ(計画ダイヤ)、実績ダイヤとも5秒刻みのデータである。
?A 実績着時刻、実績発時刻の考え方
列車運行管理システム(PTC)は実績着時刻、実績発時刻を以下の方法で記録している。

 

 

 

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