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・バイク、?B臨時船等で通勤を行っており、その平均通勤時間は片道3時間弱となっていた。

 

〔鳴り止まぬ電話〕
?@ 電話相談の受付開始
 開設して3日間は、交通機関が寸断され、電話も不通になっていたこと等もあって、相談はほとんどない状況であった。
 しかし、1月25日の電話開通に併せて、特設行政相談所の開設が本庁、管区局、事務所で一斉に報道機関を通じ報道されたことから、1月26日の朝から一斉に電話が鳴りだし、一日中、被災者からの電話による相談に追われる事態となった。
 相談内容は、政府・自治体が講じつつある諸対策に関する情報を求めるものが大半であったとしている。

 

=相談担当者の証言=
当時、特設相談所で相談を担当していた職員によれば、「特設行政相談所の開設は、被災規模が10市10町(災害救助法の指定市町)に及び被災者も多く、都市型の災害であること等から、 鉾鏈匱圓?蕕匹里茲Δ柄蠱未??噌?泙譴襪里?」◆砲修料蠱未紡个靴董∩輒劃?料蠱未箸靴討匹里茲Δ焚鹽?゚?_?任?C襪里?」?鵬鹽?セ垢襪燭瓩両霾鹽?_蓮???堙?_?鏈匱圓琉畤?仕?_竜濬?般海梁弍?膨匹錣譴討い訝罎如??蠅任?C襪里??廚覆匹良坩造鯤?セ┐覆?蕕粒?澆世辰燭箸里海箸任△襦」

 

 この相談受付けに当たっては、震災当初は情報が相当混乱していたことから、各担当者が別々の所で相談を受けるのではなく、一つの“島”(テーブル)を囲み相談を受け、担当者全員が関係機関から収集した情報を共通化し、利用する方法が講ぜられた。
 また、当時は、毎日のように新たな施策が発表されていたため、新聞等からコピーした情報や別途入手した各種の必要な情報がホワイトボードに止められ、4本の電話が鳴れば、1人が受付け、1人がホワイトボードに貼ってある情報を素早く取ってサポートするという方法を通じて、正確な情報を迅速に提供するという工夫などもされた。

 

 

 

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