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3.2.2.4 許容量の計算方法

1) 停泊(通過)

2種類以上の危険物を積載している場合または開放された場所と開放しない場所に積載している場合の停泊許容量は、それぞれの危険物の数量をそれぞの停泊許容量で除した商の和が1を超えない数量とする。

計算式(2種類以上の危険物を積載している場合)

b1 、b2 、b3 ………それぞれの危険物の積載量

B1 、B2 、B3 ………それぞれの危険物の停泊許容量【B】

 

2) 荷 役

2種以上の危険物の荷役許容量は、それぞれの危険物の数量をそれぞれの荷役許容量で除した商の和が1を超えない数量とする。

計算式(2種類以上の危険物を荷役する場合)

a1 、a2 、a3 ………それぞれの危険物の荷役量

A1 、A2 、A3 ………それぞれの危険物の荷役許容量【A】

 

3) 停泊+荷役

既に危険物を積載している船舶が一部の危険物を荷卸しし、または他の危険物を積込む場合の荷役許容量は、荷役しない危険物の数量を停泊許容量(荷役する危険物の付近の開放された場所又は同一船倉若しくは区画内に積載してある危険物にあっては荷役許容量に同じ数量とする。)で除した商と荷役する危険物の数量を荷役許容量で除した商の和が1を超えない数量とする。

計算式

b1 、b2 、b3 ………既に積載していて荷役しない危険物の量

B1 、B2 、B3 ………既に積載していて荷役しない危険物の停泊許容量【B】

a1 、a2 、a3 ………荷役する危険物の量

A1 、A2 、A3 ………荷役する危険物の荷役許容量【A】

 

 

 

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