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パネルディスカッション

 

『自治体とボランティアとのパートナーシップ』

 

パネリスト   :鈴木 啓久 (裾野市企画調整部生き生きふるさと課長)
飯塚 和史 (金谷町社会福祉協議会事務局長)
稲葉 ゆりこ (ふれあい袋井代表)
ヘロン久保田 雅子(?パツフォ取締役文化事業室長)
アドバイザー  :アナ・ミヤレス
コーディネーター:長倉 利仁 (WAC静岡代表)

 

長倉 利仁
私は(社)長寿社会文化協会の静岡支部でボランティア活動をしております。普段はサラリーマンをしておりまして、今この席にいることが本当に的確かどうか自分自身でもよくわかりませんが、このような色々な人間の集まりがこれからの高齢社会を含めて新しいボランティアの流れを作っていくのだろうと判断しておりまして、今私がここで話していることが非常に重要であると思っております。
今日は「自治体とボランティアとのパートナーシップ」というテーマで進めさせて頂きます。今からパネリストの皆さんをご紹介させていただきますが、様々な広いフィールドの分野の方にお越し頂きました。先程のアナ・ミヤレスさんの話にもありましたように、新しい地域社会を創造していくことのヒントになれればいいなあと考えております。最後にアナ・ミヤレスさんにアドバイザーとしてコメントをいただきたいと思います。
まず、自己紹介をお願いしたいのですが、いろいろな分野から来ていただいていますので、ご自分の立場やどういう経緯でこういう活動をしているのか、また活動の内容についてお話ください。

 

●働く人のための地域密着型のサービスをめざして

 

稲葉 ゆり子
「ふれあい袋井」の稲葉ゆり子です。ある時私と友人が立ち話をしたことから私たちの会は始まりました。彼女と「これから長生きしそうだけど、安心して年をとることができるかしら」という会話のなかから「安心って一体なに、どうしたら安心して住める?」そんな話を2人でしまして、そして周りの人に声をかけ、考えて「ふれあい袋井」を設立しました。私達が私達自身の側に安心を置きたいという思いから始まりました。
「ふれあい袋井」の目標の1つは“相互に助け合いをしましょう”もう1つは“今もこれから高齢になっても豊かさを学んでいきましょう”という趣旨でスタートしました。私達の助け合いの1番に“働く女性に協力します”とうたっています。働く女性を助けるこ

 

 

 

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