■事業の内容
(1)当連合会内に学識経験者及び統計関係機関の職員を構成員とする編集委員会を設置し、国民の関心の高いと思われる問題や社会的・経済的に重要な問題を取り上げて、国内外の統計を利用し、各種統計グラフを用いでできるだけ平易に解説した統計普及用冊子の作成を行った。 (2)上記編集委員会の開催のほか、学識経験者による編集小委員会を随時開催し、全体的な総合調整等を行うなどにより、編集委員会を補完した。 (3)上記(1)の編集委員会及び(2)の編集小委員会の研究結果を、統計普及用冊子「統計からみた私たちのくらし」及び「統計からみた私たちのけいざい」として取りまとめた。 (4)普及用冊子〔6,000部(3,000部×2種類)〕の配布先 [1] 対象地域 東京都 1,490部(745部×2種類) 愛知県 1,280部(640〃×2〃 ) 大阪府 1,360部(680〃×2〃 ) 福岡県 1,280部(640〃×2〃 ) 小 計 5,410部 (注)各都府県は、市(区)、図書館(県市区)、公民館(市、区)、教養講座等、広報用に使用する。 [2] 当編集委員会委員及び協力官 26部(13部×2種類) [3] 予 備 564部(282部×2種類)
■事業の成果
プライバシー意識の高まりや価値観の多様化等により、統計調査の実施が著しく困難になり、一般国民の協力が得にくくなっている現状においては、統計の有用性と重要性を一般国民に直接訴えることが不可欠である。
本事業の成果である冊子は、統計及び統計調査に対する理解と関心を深める上で、大いに寄与するものと考える。
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