■事業の内容
(1)イベント名 エイブル アート フェスティバル’95 (2)テ ー マ 共生 −観賞から観照へ− (3)開催期間 平成7年10月6日(金)〜15日(日) 10日間 (4)開催場所 アジア太平洋トレードセンター ITM棟6階 大阪市住之江区南港北2−1−10 (5)開催内容 a.エイブル・アート展 障害を持つ人たちの芸術作品の紹介(418点) 入場者数 約5,000人 b.オープニング・レセプション 特別講演、シンポジウム、交流会の開催 参加者 約300人 c.アートストップ&コンサート 障害を持つ人たちのアトリエを再現し、製作過程を紹介 障害を持つ人たちによるコンサートの開催 入場者数 約1,000人
■事業の成果
1981年の国際障害者年、そして国連障害者の10年を契機に、障害者のスポーツ、文化芸術分野への参加が積極的に図られるようになってきているが、その取り組みは必ずしも充分とは言い難い状況にあり、障害者の自立と社会参加を促進し、障害者の生活を豊かにする上で、障害者が障害を持たない人と同じように、スポーツ、芸術文化活動を楽しむことができる機会を提供することは重要な課題となっている。
本事業は、アジア太平洋地域からの参加者も得て、あまり紹介されることのない障害を持つ人たちの文化芸術活動を広く世に紹介するとともに、同時開催される特別講演、シンポジウム、交流会により、参加者に情報交換と交流の場を提供しようとするものであり、障害者に対する理解の促進、障害者の生きがいある生活、社会参加の促進に寄与したものと思われる。
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