■事業の内容
DHAを通じたソマリアの洪水被害に対する緊急災害援助としての資金協力。 突発的な自然災害においては、初期段階(発生から1週間程度)での一刻も早い対応が極めて重要であり、迅速かつ柔軟な救援活動により、多大な効果をあげることができる。 当会としては2万〜5万米ドルの早急に活用できる資金が初期救援活動を円滑に行うために不可欠であること、また迅速な資金の搬出と救援活動を国際社会にアピールすることで、各国や他の国際機関の援助を引き出す呼び水となりうることから、DHAを通じた初期救援活動に対し支援するものである。
[被害の概要] ・1995年11月5日の集中豪雨により、首都モガディシオで洪水が発生。 ・市内にあるソマリア難民キャンプ数ヶ所もこの洪水により深刻な被害を受けるとともに、建物の崩壊も確認されている。 ・これまでに、報告されている死亡者数は20名。 ・現在、国連機関が被災状況の詳細等を調査中だが、食糧、衣類、毛布、テント、医薬品等の援助物資が緊急に必要とされている。
なお、日本政府は11月8日現在、対応を検討中。
当会の援助金は被災地の状況に応じて、現地にて調達される緊急援助物資の購入等に充当される。
■事業の成果
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