■事業の内容
トーゴの集中豪雨に対する緊急災害援助として、DHAを通じ資金協力する。 突発的な自然災害の初期段階(発生から1週間以内)では、2万〜5万米ドル程度の援助があれば、現地の状況に応じて柔軟に活用でき、3週間後に与えられる倍額の援助よりもはるかに価値があり、多大な効果をあげることができる。またこのような援助は、各国や他の国際機関からの援助を引き出す、呼び水的なものとなりうることから支援するものである。
[被害の概要] ・1995年6〜7月の記録的豪雨により、深刻な洪水が発生。 首都ロメを中心に数名が死亡し約75,000人が家を失った。また、同国のインフラは洪水により深刻なダメージを受けている。 ・基本的な下水処理施設の不備に加え、洪水による浸水で衛生状況は劣悪であり、下痢性疾病が蔓延し始めているため早急な対応が必要である。 ・排水用ポンプ、飲料水、食料、医薬品、衣類、テント、毛布等が直ちに必要である。
当会の援助金は被災地の状況に応じて、現地にて調達される緊急援助物資の購入等に対して、充当される。 日本政府は対応を検討中。
■事業の成果
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