■事業の内容
(1) 体裁 B5判 上質紙 表紙2色刷 写真を含む 第175号 411頁(内討論 27頁) 第176号 660頁(内討論 36頁) (2) 発行部数 各650部 (3) 内容 春・秋の講演会において発表された船舶および海洋工学に関する下記の7研究分野での研究論文を講演会における討論を含め収録してある。 a. 抵抗・推進 b. 運動 c. 構造 d. 材料 e. 溶接・工作 f. 設計 g. 機関 最近の論文内容について特徴的な点は流体力学あるいは構造解析のような理論的研究については数値計算が大型高遠コンピュータを用いて非常に精密化、膨大な計算結果を発表していること、設計におけるシステム化、姿勢・運動等のコンピュータ制御、新材料・複合材料の研究、氷海問題等々、従来の講演会には見られなかった新しい論文が増えていることである。 第175号 論文 38編 第176号 論文 64編 (4) 配布先 国内および海外の造船所、関係官庁、研究機関、大学 等
■事業の成果
日本造船学会は、会員の研究成果を発表する場として論文を公募し、7部門の論文審査委員会において厳重審査し、春秋2回の講演会において発表している。 本論文集は明治36年以来、わが国における造船技術に関する最も学術的に権威のある図書として国内・外から認められたもので、終始造船技術の進歩向上の基盤としての役割を果しており、また広く海外との学術交流に寄与するものと思われる。
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