■事業の内容
[1] 機器の標準化 a. 対象機器 ディーゼル発電機、デッキクレーン、航海計器、電気器具 b. 作業 ディーゼル発電機及びデッキクレーンは標準仕様書、航海計器は信号形態の標準、電気器具は蛍光灯の標準仕様についてまとめた。 c. 報告書作成 (a) 規格 オフセット印刷 151頁 (b) 部数 300部 (c) 配布先 会員、船主、造船所他 [2] SM標準の見直し a. 対象機器 ポンプ関係標準要求仕様及び標準製造仕様書16規格 b. 作業 a.の対象機器について最近の技術及び情勢を踏まえて、全面的に見直した。 c. 改正版作成 (a) 規格 オフセット印刷 223頁 (b) 部数 300部 (c) 配付先 会員、船主、造船所他 [3] SM標準の英訳 a. 対象機器 空気圧縮機及び油清浄機の標準要求仕様及び標準製造仕様書7規格 b. 作業 a.の対象機器について英訳し、英文版のSM標準を作成した。 c. 英文版作成 (a) 規格 オフセット印刷 57頁 (b) 部数 300部 (c) 配布先 会員、船主、造船所他
■事業の成果
我が国の舶用工業は最近の造船事情を反映して国際競争力を喪失しつつあり、その経営環境は極めて厳しい情勢下に置かれている。 このような状況のもと、我が国舶用機器の国際競争力を回復、強化し、その経営基盤の強化、生産の合理化等を図る観点から、舶用機器の機種整理、仕様の統一化を図るとともにSM標準(当工業会標準)の見直し及び英文版を作成したものであり、今後の国際競争力を高めるための標準化の推進、製品の品質向上、コスト低減等が期待できるものと思料される。
|
|