
■事業の内容
近年のヘリコプターによる死亡事故の多発、機体の高性能化、運航形態の多様化等に対処して安全な普及を図るため、乗員に対する訓練強化が切実な要求事項となっているが、実機による訓練は経費のみならず空域、騒音問題等から著しく制限されているため、シミュレーターによる適切な訓練を推し進める必要がある。 しかしながら、わが国で運航されているヘリコプターの機種が極めて多岐に亙っているため汎用性が要求されること、またわが国のヘリコプター運航(特に計器飛行方式による)に適合するシミュレーターが市販のものの中にはないこと、などから、新たに開発する必要がある。 開発は、平成元年度及び2年度に補助事業により実施した「模擬飛行訓練装置使用促進のための調査」の結果をふまえ、平成5年度からの3ヵ年計画で実施してきており、本年度は5年度に実施した実施設計をもとに、製作及び設置を行った。 また当該機の設置は同財団内とし、評価のうえ、可及的すみやかに、現用の固定翼機の訓練用のものと同様、実用に供することとしている。
■事業の成果
本事業により、運航者の保有する各種ヘリコプターの訓練に汎用的に使用しうるシミュレーターを開発し、ヘリコプター運航の安全確保に寄与したものと思われる。
|

|