■事業の内容
ニジェールの洪水被害に対する緊急災害援助として、DHAを通じ資金協力する。 突発的な自然災害の初期段階(発生から1週間以内)では、2万〜5万米ドル程度の援助があれは、現地の状況に応じて柔軟に活用でき、3週間後に与えられる倍額の援助よりはるかに価値があり、多大な効果をあげることができる。またこのような援助は各国や他の国際機関からの援助を引き出す呼び水的なものとなりうることから支援するものである。 [被害の概要] ・1994年7月の最終週から3週間にわたる豪雨のため、ニジェールにおいて過去20年で最悪の洪水が発生。 ・被災地域にはニジェール南部全域(ジンデル、マラジ、タホウア地方並びに首都ニアメ地区)。 ・死者は10名、5,200世帯が被害を受け35,000名が家屋を失った。 当会の援助金は、最も被害の甚大なジンダー、マラディ、タホウア及びニアメ地区の住民に対して、4,960枚の毛布の購入・配給に充当され、被災者救援の一助となった。
■事業の成果
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