■事業の内容
アルジェリアの地震被害に対する緊急災害援助として、DHAを通じ資金協力する。 突発的な自然災害の初期段階(発生から1週間以内)では、2万〜5万米ドル程度の援助があれば、現地の状況に応じて柔軟に活用でき、3週間後に与えられる倍額の援助よりはるかに価値があり、多大な効果をあげることができる。またこのような援助は各国や他の国際機関からの援助を引き出す呼び水的なものとなりうることから支援するものである。 [被害の概要] ・1994年8月18日未明、首都アルジェ西方約340キロ付近を震源とするマグニチュード6.0規模の地震が発生。 ・被災地域はアルジェリア北西部マスカラ地方。 ・多数の建物・家屋が崩壊。死者170名、負傷者約300名に達し、1万人以上が家を失った。 当会の援助金は、最も被害の甚大なマスカラ地方の住民に対して、2,520枚の毛布の購入に充当され、被災者救援の一助となった。
■事業の成果
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