■事業の内容
モザンビークのサイクロン被害に対する緊急災害援助として、DHAを通じ資金協力する。 突発的な自然災害の初期段階(発生から1週間以内)では、2万〜5万米ドル程度の援助があれば、現地の状況に応じて柔軟に活用でき、3週間後に与えられる倍額の援助よりはるかに価値があり、多大な効果をあげることができる。またこのような援助は各国や他の国際機関からの援助を引き出す呼び水的なものとなりうることから支援するものである。 [被害の概要] ・1994年3月25日〜26日にかけて、サイクロン・ナディアがモザンビークの北部を直撃、洪水が発生。被災地域はナンプラ、ザンベジア、マニカの諸地方。 ・死者は240名にのぼり、豪雨により住民の75〜85%の150万人が家屋を失った。 当会の援助金は、最も被害の甚大なナンプラ、メンコタ地方等合計10地区の被災者に対する毛布の購入に充当され、1家族あたり2枚の毛布を供給。被災者救援の一助となった。
■事業の成果
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