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■事業の内容

(1) 教育用機器の整備
[1] 整備機器名等
品名/数量/型式・内容
a. 回診車 /1台/パラマウントベッド(株)(KY-250)
b. スクリーン/1式/パラマウントベッド(株)(KC-110)
c. ベッドサイドテーブル/1台/パラマウントベッド(株)
d. スタンド/1台/(株)イーストアイ
e. N-1スタンダード車椅子/1台/(株)ニック(KA-012)
f. スチール製介護車/1台/岡本メディカル(株)
g. 浴槽/1式/サンウェーブ・ジョブル・センター(SPW1OO-22L)
h. ハーべー用聴診器/100個/Andries Tec(株)

[2] 整備場所
東京都千代田区平河町2-7-5 砂防会館内
健康教育サービスセンター
(2) 展示貸出資料の整備
[1] 整備内容
a. 健康教育図書    51部
b. 展示用パネル     3組
c. 教育用ビデオ  16組21巻
d. ビデオ生テープ   25本(医療番組録音等)
e. 録音テープ     250本(セミナー等記録)
[2] 整備場所
健康教育サービスセンター
(3) 教育用パンフレットの作成
[1] 名称  生活医学シリーズ
[2] 規格  A4判・3ツ折・オフセット2色
[3] 部数  5種類・各15,000部
[4] 内容(タイトル)
a. くすりの必要な高血圧(道場信孝先生・帝京大学医学部教授)
b. 大腸がんがふえています(北條慶一先生・国立がんセンター外科部長)
c. 白内障は老化のひとつ(神吉和男先生・聖路加国際病院顧問)
d. 高血圧症の知識(林博史先生・名古屋大学医学部講師)
e. 前立腺肥大症(岡本重禮先生・聖路加国際病院顧問)
[5] 利用方法  会員に配布すると共に授業で教材として利用
(4) 教育用小冊子の作成
[1] 名称  ライフ サイエンス シリーズ
[2] 規格  A5判・オフセット・表紙2色
[3] 部数  5種類・各1,000部
[4] 内容(タイトル)
a. 改定版・尿漏れにどのように対処するか(福井準之助先生・聖路加国際病院部長)
b. ナースはターミナルケアにどのようなアートで関与すべきか(日野原重明先生・当財団理事長/松下和子先生・前聖路加国際病院公衆衛生看護部婦長/朝日俊彦先生・香川県立中央病院部長)
c. 新・あなたの心臓はだいじょうぶですか(道場信孝先生・帝京大学医学部教授)
d. 意味ある生き方を求めて(日野原重明先生・当財団理事長)
e. 痴呆のあるお年寄りとの対応(浜田晋先生・東京浜田クリニック院長)
[5] 利用方法  会員に配布し、又健康教育の教材として使用
(5) 定期刊行物の刊行
[1] 名称    教育医療
[2] 規格    A4判変形
[3] 発行回数  10回 各回4,000部
[4] 内容    病気の予防・健康管理に関するもの
[5] 利用方法  会員に配布し、また健康教育の教材として使用
(6) 健康管理に関する相談・指導
[1] 栄養の個人相談   155回 1,213人
[2] 電話による健康相談  33回  155人
[3] 心理カウンセリング  58回  211人
計      246回 1,579人
(7) セミナー・講習会の開催
[1] 開催場所  宮城、東京、神奈川、埼玉、静岡、富山、香川
[2] 開催回数  53回
[3] 参加人数  7,312人
[4] 内容    健康管理の知識・医療に関する新しい知識と技術の普及
(明細別紙:医療職セミナー・一般人セミナー一覧表)
(8) 講座の開催
[1] 開催場所  健康教育サービスセンター・LP健康教育センター
[2] 講座名・参加者数
a. 家庭看護講座         54回 1,746人
b. 血圧自己測定指導(個人指導)       55人
c. 血圧自己測定講習会(団体指導)  2回  892人
d. 食事教室           11回  225人
e. ハーべー教室14回  317人
f. 運動療法教室         48回  159人
g. 運動教室           38回  209人
h. シニア運動教室        33回  401人
i. ヨーガ教室          35回  375人
j. セルフチェック10コース    10回  236人
k. セルフチェック・シニアコース  9回   38人
l. たばこをやめよう会       7回   73人
m. 救急法シニアコース      12回   84人
(9) 海外における健康教育・医学・看護教育の実状調査
[1] a. 調査場所  米国地区(ボストン・シアトル)
カナダ地区(バンクーバー)
b. 調査期間  8月10日〜21日(11日間)
c. 調査員   日野原重明(当財団理事長)
d. 調査内容  医師・看護婦の臨床教育・ターミナル・ケアの実情とホスピス・ケアで重要視されている音楽療法の実態調査と確認
[2] a. 調査場所  米国地区(アトランタ)、英国地区(ロンドン)
b. 調査期間  11月7日〜14日(7日間)
c. 調査員   久代登志男(当財団医師)
d. 調査内容  世界における循環器医療の実情報告調査と英国における健診センター施設の実情調査
■事業の成果

教育的医療の研究・実践の場として設置された健康教育サービスセンターを中心に、教育活動を推進し、その目的のための機器・資料の整備、教材の作成を行うと共に、海外の健康教育の実情調査も実施した。また、他機関・施設との提携による全国主要都市における講演会・講習会を通じ、健康教育運動の普及に努めた。本事業の先駆的な健康教育活動は、日本における医療・福祉・健康教育の啓蒙・普及に大きく寄与するものと思われる。





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