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■事業の内容

(1) 教育用機器の整備
[1] 整備機器名等
品名/数量/型式・内容
救急訓練用ハートスタート/1式/レーダル社製(ノルウェー)3000
液晶ビジョンエース・プロジェクター/1台/シャープ社XV-A12

[2] 整備場所
 東京都千代田区平河町2-7-5 砂防会館内
健康教育サービスセンター
(2) 展示貸出資料の整備
[1] 整備の内容
a. 健康教育図書     53部
b. 展示用パネル      6組
c. スライド        6組
d. 人体模型        2組
e. 教育用ヴィディオ   11巻
f. ヴィディオ生テープ  37本
g. 録音テープ      260本
[2] 整備場所
 東京都千代田区平河町2-7-5 砂防会館内
健康教育サービスセンター
(3) 教育用パンフレットの作成
[1] 名称    生活医学シリーズ
[2] 規格    A4版・3ツ折・オフセット2色
[3] 部数    5種類・各15,000部
[4] 内容    a. 女性に多い貧血(鉄欠乏症貧血)の知識
(タイトル)   b. 高齢者にみられるセキとタン、息切れへの対策
c. 高脂血症にならない食生活-コレステロールをふやさない上手な食習慣
d. 尿にタンパクが出たら
e. 喫煙か健康か-タバコは予防可能な最大の疫病
[5] 利用方法  会員に配布すると共に、健康教育の教材として使用
(4) 教育用小冊子の作成
[1] 名称    ライフサイエンスシリーズ
[2] 規格    A5版・オフセット・表紙2色
[3] 部数    5種類・各1,000部
[4] 内容    a. よく生きる、よく老いる
(タイトル)   b. 看護のアートを問う-末期患者に有終の美を
c. ターミナルケアにおける症状観察とそのコントロール
d. ライフスタイルとがん予防
e. 危機状況にある患者の理解とナースのかかわり方
[5] 利用方法  会員に配布すると共に、健康教育の教材として使用
(5) 定期刊行物の刊行
[1] 名称    教育医療
[2] 規格    A4版変形
[3] 発行回数  10回 各回3,500部
[4] 内容    病気の予防・健康管理に関するもの
[5] 利用方法  会員に配布すると共に、健康教育の教材として使用
(6) 健康管理に関する相談・指導
[1] 栄養の個人相談    128回  802人
[2] 電話による健康相談  42回  128人
[3] 心理カウンセリング  71回  264人
計      241回 1,194人
(7) セミナー・講演会の開催
[1] 開催場所  東京・白浜町・前橋市・青森市・富山市・中野市・神戸市・広島市
[2] 開催回数  49回
[3] 参加人数  5,735人
[4] 内容    健康管理の知識・医療に関する新しい知識と技術の普及
(8) 講座の開催
[1] 開催場所  健康教育サービスセンター・LP健康教育センター
[2] 講座名・参加者数
a. 婦人家庭看護講座               44回  1,803人
b. 血圧自己測定指導(個人指導)               42人
c. 血圧自己測定講習会(団体)            9回  2,314人
d. 食事教室                   13回   244人
e. ハーべー教室                 23回   547人
f. 運動療法教室                 50回   263人
g. 運動教室                   36回   219人
h. シニア運動教室                34回   372人
i. ヨーガ教室                  35回   365人
j. 太極拳教室                  37回   226人
k. 気功教室                   35回   422人
l.セルフチェック10コース             10回   166人
m. セルフチェック・シニアコース          9回   50人
n. たばこをやめよう会               6回   70人
o. ターミナルケア訓練              18回   105人
p. 救急法                     5回   54人
q. ホーム・ケア・アソシェイト・シニアコース救急法  6回   55人
r. 上手にやせよう会                5回   50人
s. 血圧測定指導リーダー養成講座         14回   154人
t. 血圧測定指導継続学習プログラム        11回   257人
(9) 海外における健康教育・医学教育の実状調査
[1] a. 調査場所  南米地区(アルゼンチン・ヴェノスアイレス)
b. 調査期間  4月1日〜9日(10日間)
c. 調査員   岡崎倫正(当財団クリニック所長)
d. 調査内容  「第8回タバコと健康世界大会」に出席して、喫煙に対する世界の考えかた・健康教育の実状を調査
[2] a. 調査場所  欧州地区(スイス・ジュネーブ他)
b. 調査期間  9月1日〜12日(12日間)
c. 調査員   日野原重明(当財団理事長)
甲斐なる美(当財団クリニック看護婦)
d. 調査内容  国際健診学会に参加して、世界の医療事情を調査
■事業の成果

教育的医療の研究・実践の場として設置された健康教育サービスセンターを中心に教育活動を推進し、その目的の為の機器・資料の整情・教材・資料の作成を行うと共に、海外の健康教育の実情調査も実施した。又、他機関・施設との提携による全国主要都市における講演会・講習会を通じ、健康教育運動の普及に努めた。本事業の先駆的な健康教育活動は、日本における医療・福祉・健康教育の啓蒙・普及に資するところ大なるものがあると思われる。





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