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■事業の内容

(1) 国際試験水槽会議 評議会出席
[1] 日時    平成4年5月12日
[2] 場所    オランダ、ワーゲニンゲン
[3] 派遣人員  2名
[4] 内容
a. 技術委員会作成の勧告に関するアンケート結果の報告と検討
b. 新技術及び新規技術委員会に関する作業部会報告と審議
c. 技術委員会委員の選任方法についての審議
d. 新規加入申請機関の検討審議
(2) 国際試験水槽会議 理事会出席
[1] 日時    平成4年5月15日
[2] 場所    オランダ、ワーゲニンゲン
[3] 派遣人員  1名
[4] 内容
a. 第20回本会議の開催場所及び日程の審議決定
場所 米国、サンフランシスコ
日程 1993年9月19〜25日
b. 本会議の各セッション・チェアマンの決定
c. 新規加入申請機関の承認
(3) 国際船舶海洋構造会議 材料工作技術委員会出席
[1] 日時    平成4年5月14日・15日
[2] 場所    ドイツ、ハンブルク
[3] 派遣人員  1名
[4] 内容
a. Mandateの見直し・修正の検討
b. 1994年本会議提出の当委員会報告内容の検討
(4) 国際船舶海洋構造会議 環境対策技術委員会出席
[1] 日時    平成4年5月14日・15日
[2] 場所    英国、ロンドン
[3] 派遣人員  1名
[4] 内容
a. 当委員会の活動方針の決定1
 特に大型タンカー事故による大量油汚染防止対策の討議を優先して行うべきであることが決った。
b. 1994年本会議提出の当委員会報告書の目次案の決定とその内容の検討。
(5) 国際船舶海洋構造会議 理事会出席
[1] 日時    平成4年5月18〜20日
[2] 場所    英国・ニューキャッスル
[3] 派遣人員  1名
[4] 内容
a. 1994年本会議の開催場所及び日程の審議決定
場所 カナダ、セントジョーンズ
日程 1994年9月19〜23日
b. 1994年本会議の準備計画及び各技術委員会のチェアマンの割当について審議
c. 1997年本会議の開催場所及び日程の審議決定
場所 ノルウェー、トロントハイム
日程 1997年8月
d. 次回理事会の開催場所及び日程の検討と暫定的決定
場所 米国、ヒューストン
日程 1993年5月
e. 各技術委員会報告書作成手順に関するガイドラインの検討
(6) 国際試験水槽会議 キャビテーション委員会出席
[1] 日時    平成4年6月21日〜25日
[2] 場所    ドイツ、ハンブルグ
[3] 派遣人員  1名
[4] 内容
a. 策20回本会議に提出する報告書の作成要領の取り決め並びに関連分野文献データのべース化を決定
b. 「クラウド・キャビテーション」、「初生と気泡核計測」及び「T.V.C.の発生抑制及びスケーリング」等゛6-TASK"についてそれぞれの活動内容或は報告内容について討議
(7) 国際溶接会議 年次大会出席
[1] 日時    平成4年9月5日〜12日
[2] 場所    スペイン、マドリッド
[3] 派遣人員  1名
[4] 内容
(10) 造船技術国際交流委員会開催
 平成4年4月3日に標記委員会を開催、平成4年度国際部事業のうち、「造船技術に関する国際会議出席」の派遣事業案を承認した。
 平成4年10月12日に標記委員会を開催、平成4年度国際部事業のうち、「造船技術に関する国際会議出席」の派遣事業の経過が報告され、承認された。
■事業の成果

平成4年度も、海外において造船ならびに海洋工学に関する各分野の国際会議および国際シンポジウムが多数開催された。
 これらにそれぞれ適任の研究者、技術者をできるだけ多数参加させ、わが国造船技術の進歩の現状とその成果を広く海外に紹介し、また海外造船・海洋技術に関する最新の情報を収集することは、今後のわが国造船界の発展に大いに貢献するものと考えられる。
 本年度は、国際船舶海洋構造会議の理事会に1名、同技術委員会に2名、国際試験水槽会議(ITTC)の理事会に1名、同評議会に2名並びに同技術委員会に3名、更に、国際溶接会議年次大会に1名、合計10名を本会代表として派遣することができた。
 これらの国際会議は既に長い歴史を有し、時代に応じた最新技術および研究成果を集大成してきたが、最近では船舶のみならず、海洋工学の方面にもその領域が拡大してその構成が大幅に変更している。その最新情報はわが国の研究者・技術者を刺激し、常にこの方面の世界に対する指導的立場を確保するに役立ち、ひいては日本造船界の進歩に貢献するものと思料される。





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