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■事業の内容

(1) 第19回全日本空手道選手権大会の開催
[1] 日時   平成3年12月8日
[2] 場所   東京・日本武道館
[3] 参加者  役員、監督、コーチ、選手等474名
[4] 内容   従来から広報の面で大分立遅れているので今年は此の面に特に重点をおき主要新聞、雑誌社に対し取材依頼を行いPRに協力方を要請した。其の結果として殆んどの主要新聞に大会結果が掲載されるなどPR効果は相当に挙がったものと判断される。また大会開催をより多くの人々に知らしめ、多くの観客入場を得るため主要JR電車内にポスター掲示し、また豪華商品の当る抽選参加が出来るなどPRに努めた結果、期待外の観客入場があり大会の一層の盛り上がりと熱気が感じられた。
(2) 第9回アジア太平洋空手道選手権大会への参加
[1] 日時   平成3年11月23日〜11月24日
[2] 場所   ニュージーランド国オークランド市 ASBスタジアム
[3] 参加国、参加人員
11ヶ国、283名(内日本選手団、役員、審判員、監督、コーチ、選手等 計42名)
[4] 内容   今回の大会は15競技種目中14種目に優勝すると云う且つてない好成績を納める事が出来た事は誠に喜ばしい限りである。来年度は世界大会がスペインで実施されるので今回の成績に甘んずることなく監督、コーチ、選手一体となり今から充分準備し好成績を持続出来るよう期待するところ大である。
(3) 第10回アジア太平洋空手道技術研修会の開催
[1] 日時   平成3年5月22日〜5月24日
[2] 場所   フィリピン国マニラ市 メトロポリタンクラブ
[3] 参加国、参加人員  3ヶ国、85名(内日本指導員5名)
[4] 内容   組手、型とも空手技術は予想外に高いレベルにあった。更に今後研修を実施すれば世界的レベルに到達するのは近い将来と判断された。審判技術は逆に予想外に低く今回の研修のみでは全く不充分で今後相当な研修を積む事が望まれる。
(4) 選手強化錬成
[1] 1991年度強化選手選考会
a. 日時    平成3年4月6日〜4月7日
b. 場所    東京郵政局体育館
c. 参加人員  委員、係員、ドクター、審判員 41名
選手 241名       計 282名
d. 内容    今年度は各種大会においてよりよい成績を上げる為にはより良い、強い選手を選考する事が先決であるとの観点から例年より選考委員を増やし、より多くの委員により多角的に選考が行われた結果、取りこぼしのないまず納得出来る選手が選考されたものと判断される。
選考結果:男子37名、女子20名、計57名の選手が1991年度強化選手に選抜された。
選考された選手の中には新人14名が入り新旧交替の時期に来ている事を窺わせる。
[2] 1991年度第1回選手強化合宿
a. 日時    平成3年5月10日〜5月12日
b. 場所    船橋市武道センター
c. 参加人員  委員・係員17名、選手54名  計71名
[3] 1991年度第2回選手強化合宿
a. 日時    平成3年6月7日〜6月9日
b. 場所    船橋市武道センター
c. 参加人員  委員・係員11名、選手50名  計61名
[4] 1991年度第3回選手強化合宿
a. 日時    平成3年7月12日〜7月14日
b. 場所    相模湖トリム研修センター
c. 参加人員  委員・係員14名、選手52名  計66名
[5] 1991年度ジュニアチーム強化合宿
a. 日時    平成3年7月22日〜7月24日
b. 場所    東京、目黒高校体育館
c. 参加人員  委員7名、選手38名  計45名
[6] 1991年度第4回選手強化合宿
a. 日時    平成3年9月13日〜9月15日
b. 場所    相模湖トリム研修センター
c. 参加人員  委員・係員12名、選手54名  計66名
[7] 1991年度第5回選手強化合宿
a. 日時    平成4年2月21日〜2月23日
b. 場所東京郵政局体育館
c. 参加人員  委員・係員10名、選手48名  計58名
[8] 選手強化錬成内容
 選手強化合宿は上記の如く実施し、各合宿毎にテーマを決め選手強化にあたり、其の成果は極めて顕著である。
(5) 第3回全国商等学校、大学空手道指導者研修会の共催
[1] 日時    平成3年8月27日〜8月29日
[2] 場所    千葉県勝浦市、日本武道館研修センター
[3] 参加人員  講師、助講師、係員  12名
受講者 43名    計55名
[4] 内容    各研修項目による実習を含めた研修は受講者に大いなる刺激を与え今後の指導に多大の成果を挙げるものと期待される。
大学、高校の指導者が短期間ではあるが一同に会し合同研修を行う事により指導理念、並びに指導法について論議し共に選手の精神面、技術面の発達向上を目指す事は極めて有意義な事である。
今回大学の指導者の受講者が少なかった事は誠に残念であった。
次回は日程を更に検討することにより改善出来るものと確信する。
(6) 第2回福岡ワールドウーマンスカップの開催
[1] 日時    平成3年6月15日〜6月16日
[2] 場所    福岡市民体育館
[3] 参加国、参加人員
21ヶ国 105名(内日本選手団 役員、審判員、監督4名選手13名、計17名)
[4] 内容    本大会は昨年に続く第2回世界大会と云う事で大会自体が対外的にも対内的にも定着して来た感があり、参加国も昨年より2ヶ国増加して居り今後回を重ねる毎に規模も大きくなり、参加国も増加する事が期待され女子空手の普及振興に寄与する所極めて大である。
日本選手は何れも善戦したが斯様な国際大会を見る時、空手のレベルが世界的に一段と向上して居り今後日本選手が大会に於いて優秀な成績を上げる為には強化合宿を如何に有効に実施せねばならぬか、今後取組むべき多くの課題を提供した。
(7) 第3回アジア太平洋ジュニア空手道選手権大会への参加
[1] 日時    平成3年8月23日〜8月24日
[2] 場所    台湾体育大学体育館(台中市)
[3] 参加国、参加人員
10ヶ国・地域 200名
(内日本選手団、監督、コーチ、選手 計20名)
[4] 内容    昨年第2回(インドネシア)の参加国は12ヶ国であったが今回は2ヶ国下廻り10ヶ国であった。然し全般的に技術の向上が見られ迫力ある試合が展開された。特にイラン選手団の強さは格別なものがあり今後日本選手団の強敵となるであろう。
日本選手団は男女とも善戦し各種目に入賞する事が出来た。
(団体戦を含め5種目に優勝)
(8) ヨーロッパ地域へ選手団派遣(スペインヘ選手団派遣)
[1] 日時    平成3年9月4日〜9月12日
[2] 場所    スペイン国マドリッド市
国立体育大学校内レジデンシア・ブルメ
[3] 参加人員  コーチ1名、選手8名  計9名
[4] 内容    大会参加を目前に控えたスペイン選手との合同合宿が出来た事は誠に幸運であり練習とは云うもののスペイン選手の動きを充分に把握出来、今後の日本選手の練習にプラスになるものが多かった。スペイン連盟は技術部長、男子コーチ、型コーチ、フィジカルトレーナー等が自国の選手と何等の別なく日本選手の指導に当って呉れた事もあり日本選手は欧州スタイル空手の何等かをつかみ得たものと思われ、今回の海外合宿はそれなりに成果が得られた。
(9) ソ連邦地域空手道技術研修会の開催
[1] 日時    平成4年2月24日〜3月7日
[2] 場所    モスコー市(現CIS)
[3] 参加人員  役員、技術指導員 4名
[4] 内容    今回の研修はモスクワ市及びニージニ・ノブゴルド両市に於いて実施したが参加者全員の熱心な受講ぶりに空手道に対する愛着が感ぜられ数年後には世界のトップレベルとなる事が充分予想される。
従来我流で練習していたものが今回の研修で正しい演武、目的、意味合いを把握出来たものと思われ、今後のCIS(旧ソ連邦)指導陣の活躍が期待される。
■事業の成果

平成3年度実施9補助事業のうち6補助事業が海外関係事業であり、この中には大会参加あり、技術研修会ありで、選手強化、技術向上、更に空手道の世界的普及振興の為に極めて成果が挙がったものと判断される。特に第9回アジア太平洋空手道選手権大会においては15競技種目中14種目に優勝するなど今だ且つてない好成績を挙げる事が出来た。これは日頃の選手強化錬成の成果が充二分に発揮された結果にほかならないと思考される。
 一方国内事業としては、高校、大学指導者研修会を実施し指導者の養成に努めた。これは延いては空手底辺の拡大に寄与するものと思われる。





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