

「航空安全に関する開発調査」の報告書
■事業の内容
(1) 航空危険物輸送安全講習会の開催 ICAO第18附属書に基づき、航空会社、代理店、荷主、梱包業者等に対して、航空危険物の安全輸送を確保する為下記により実施した。 [1] 講習会 東京会場 … 講師3名、参加者251名(2.11.14) 札幌会場 … 講師3名、参加者 35名(2.11.20) 福岡会場 … 講師3名、参加者 57名(2.11.30) 大阪会場 … 講師3名、参加者115名(2.12. 7) [2] 講習会用テキストを作成配布した。 (2) 航空輸送における核物質防護に関する調査 学識経験者等より成る委員会を設置し、その指導のもとに下記事項について委託調査を実施した。委託先は(株)三菱総合研究所。 [1] 緊急事態に対する予防措置の研究 a. 警備体制の検討(関係者の信頼性の確認方法を含む) b. 連絡通報体制の検討(オペセン、通信手段、ネットワーク、通報内容) c. 施錠、固縛方法(コンテナヘの応答器、発信器の装備を含む) [2] 緊急事態に対する対応措置の研究 a. 空港内での対応(対応体制、対応内容等) b. 飛行中の対応(対応体制、対応内容等) c. 緊急着陸時の対応(対応体制、対応内容等) [3] 航空輸送核物質防護指針の策定 [1]、[2]で提示した予防措置方策及び対応措置方策を、指針の形でとりまとめる。 以上について報告書100部を作成した。 (3) 航空機の安全性に係る技術基準についての調査研究 航空機及びその部材の安全性を確保するための技術基準の見直しを行うとともに、基礎技術の検討のため、学術経験者からなる委員会を設置するとともに、調査の一部をつぎの2社に委託した。 [1] 「諸外国の航空機耐空性技術基準改正案に関する動向調査」について全日本空輸株式会社 [2] 「航空機のクラッシュ事故における衝撃力軽減方策に関する調査」について日本航空株式会社 [3] 報告書の作成 各100部 (4) 航空貨物の保安対策に関する調査研究 1989年のパンナム航空機の爆破事件以来、全世界的な課題となっている航空機の爆破対策のうち、航空貨物輸送の保安の実態を調査し、有効な対策の研究を学識経験者よりなる委員会を設け、第1年度として下記の調査を行った。 [1] 航空クーリエ、郵便物及び貨物の輸送の保安対策の実態調査。 [2] 上記について、海外における保安対策の現状の文献調査。 [3] 貨物検査機器の現状等の調査。 [4] 以上の実態調査を取り纏めた報告書を200部作成 (5) 航空スポーツ安全対策に関する調査 近年の余暇時間の拡大等から航空スポーツに対する人気が高まっているが、ウルトラライト等による事故が多発するとともに、管制圏内でハンググライダーが飛行し、他の航空機の安全運航を阻害しかねない事例も生じており、安全確保のための指導が強く求められているので下記の調査を行った。 [1] 調査の内容 わが国における、ウルトラライト、ジャイロコプター、ハンググライダー、パラグライダー、熱気球等の実態調査を行った。 [2] 調査項目 a. 飛行場所、離着陸場 b. クラブ、スクール等 c. 事故例、地上第三者との関係等 以上の項目のアンケート調査及び聞き取り調査を実施した。 [3] 上記b.について海外(米国)の実態調査を実施した。 報告書の作成 50部(航空局…40部、航空関係団体10部)
■事業の成果
航空機による危険物輸送について国内の運送関係者を対象としてICAOの規定に基づく安全対策の講習会を開催し、航空輸送における核物質防護に関する調査研究を行い、航空機及び装備品の技術基準の見直しを行い、航空貨物の保安対策及び航空スポーツの実態を調査し、もって航空の安全確保に寄与するものと思われる。
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8,499位
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集計期間:成果物公開〜現在 更新日:
2008年11月29日 |
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