■事業の内容
A. 合気道演武大会の開催 (第26回全日本合気道演武大会) a. 日時 :昭和63年5月28日(土)12:00〜17:00 b. 場所 :東京、日本武道館 c. 後援 :文部省、東京都、(財)日本船舶振興会他 d. 出場者数:3,500名 e. 師範者数:26名 f. 観衆 :12,000名 g. 内容 合気道基本技、応用技、護身、武器技、模範演武 B. 合気道講習会の開催 a.東京地区合気道講習会 (a) 日時 :平成元年2月4日〜2月5日 (b) 場所 :勝浦市 (c) 参加者:47名 (d) 講師 :合気道主植芝吉祥丸 b. 関東学生合気道連盟講習会 (a) 日時 :平成元年2月25日〜2月26日 (b) 場所 :勝浦市 (c) 参加者:78名 (d) 講師 :関 昭二、金沢 威 c. 中部学生合気道連盟講習会 (a) 日時 :平成元年3月2日〜3月3日 (b) 場所 :伊勢市 (c) 参加者:27名 (d) 講師 :遠藤征四郎、堀井悦二 d. 関西学生合気道連盟講習会 (a) 日時 :平成元年3月3日〜3月4日 (b) 場所 :大阪市 (c) 参加者:40名 (d) 講師 :横田愛明、栗林孝典 e. 中、四国学生合気道講習会 (a) 日時 :平成元年3月4日〜3月5日 (b) 場所 :岡山市 (c) 参加者:45名 (d) 講師 :宮本鶴蔵、菅原 繁 上記講習会の内容は講習会用テキストに基づき講義と稽古指導による合宿形式により講習を実施し所期の成果を収めた。 C. 合気道巡回指導 a.国内巡回指導 国内各支部道場、大学合気道部等に年間を通じ普遍的に本部より師範を派遣し、巡回指導を行なった。 その実績は年間延78回、延86名に達した。 b. 海外巡回指導 (a) 昭和63年6月29日〜7月16日の間宮本鶴蔵師範をフランス国ボルドー地区に派遣し巡回指導を行なった。 (b) 昭和63年11月7日〜11月19日の間、ニュージーランド国オークランド地区に増田誠寿郎師範を派遣し、巡回指導を行なった。 (c) 昭和63年11月15日〜11月28日の間、関昭二師範をメキシコ国メキシコシティー地区に派遣し、巡回指導を行なった。 (d) 平成元年1月18日〜1月29日の間、藤田昌武師範、栗林孝典指導部員を東南アジア4ケ国(フィリピン、インドネシア、シンガポール、タイワン)に派遣し、巡回指導を行なった。 (e) 平成元年2月8日〜2月19日の間、植芝守央本部道場長、金沢威指導部員を東南アジア4ケ国(マレーシア、シンガポール、タイ、ホンコン)に派遣し、巡回指導を行なった。 上記海外巡回指導においては合気道演武会、講演会、稽古指導、昇段審査のほか国際交流親善につとめ、それぞれ所期の成果を収めた。 d. 合気道資科の作成 a 資料名:合気道のしおり b 規格 :B5版 20頁 c 部数 :3,000部 d 内容 :合気道の概説 e 配布先:全国各支部道場大学合気道部に配布し、合気道の普及振興に役立てた。
■事業の成果
合気道の修業は日常においては地味であるが、全日本合気道演武大会の開催により、平素着実に積み上げた稽古の成果を一堂に会して広く内外に公開披露することにより合気道の真価を顕現するとともに、合気道講習会を通じ、学生層に正しい合気道の理論と実技を体得させる一方、国内および海外の各支部道場、大学合気道部等に対し巡回指導を行なう等きめ細かい活動を通じて合気道の普及振興につとめ、また、合気道のしおりを作成し広く配布して合気道の普及振興に役立てた。
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