■事業の内容
少数精鋭主義下における昇進政策等人事管理の現状と今後の展望に関する調査研究 1) 調査内容 [1] 最近3年間に採用した能力評価に関する新しい方策 [2] 能力評価の方法 [3] 能力評価に関する実際上の問題点 [4] 昇進選抜の方法 [5] 能力評価の昇進選抜への利用法 [6] 昇進選抜の実際上の問題点 [7] 人材派遣業からの受入れ状況及びその職種 [8] 処理体系の改訂状況(職位の設定、格付の変更等) [9] 賃金体系の改定状況 2) 調査対象 全国主要企業 1,015社 (回答338社) 3) 調査方法 実地調査(282社)、通信調査(733社)による調査票記入方式で実施し、その結果を委員会で分析研究した。 なお、数社については人事担当部課長からヒヤリングを行い、その結果を委員会で分析した。
■事業の成果
我が国の企業は、高齢化・高学歴化の到来ととも年功序列的な昇進管理は困難となり、人事管理史上画期的な局面に遭遇している。加えて経済の低成長化による経営の効率化の要請が強まり、少数精鋭主義と従業員の能力開発の必要性が従来以上に高まっている。その結果、昇進管理における能力評価と昇進選抜の方法が重要視されてきているので、これらの現状を調査研究し、その結果をまとめ必要な資料を官民に提供しすることによって、人事管理運営に寄与するものと考えている。
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