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■事業の内容

A 高齢者モデル地区活動
ア 高齢者の居住人口の多い地区(地区防犯協会単位)の中から51地区をモデル地区に指定した。
イ モデル地区にあっては、2名の高齢者対策委員を選定し、防犯協会員、地域ボランティア等の協力を得て、対策委員会を組織し、高齢者対策を推進した。
ウ 年4回以上防犯教室、青少年の健全育成、社会公共の美化等の社会奉仕事業を推進した。
エ 別途防犯資料、社会奉仕ワッペン等を製作配布し、これを活用した。
オ 委員には、高齢者問題に熱意と学識又は経験のある適任者から選定した。
委員の数  2×51地区=102人
B 防犯資料等作製
(1) 防犯資科
ア 題名   防犯読本(お年寄りの防犯心得読本)
イ 規格   A5判 32ページ 4色刷
ウ 数量   50,000部
エ 内容   高齢者の特性、被害の実態、その防止方法、社会奉仕のあり方等
オ 配布先  全国都道府県防犯協会
(2) 社会奉仕案内ちらし
ア 題名   社会奉仕活動に参加しましょう
イ 規格   B5判 4色刷
ウ 数量   18万枚
エ 内容   社会奉仕の種類、参加方法等
オ 配布先  全国都道府県防犯協会
C 社会奉仕ワッペンの製作
ア 図案   見本提出済み
イ 規格   直径5センチメートル安全ピン付き
ウ 数量   135,000個
エ 配布先  全国都道府県防犯協会
■事業の成果

高齢化社会を迎え、高齢者が悪質商法の被害者等として狙われているときに、全国に高齢者モデル地区を設定して、高齢者を対象とする防犯教室延約100回(参加者約1万人)社会奉仕活動延63回(参加者約7,000人)その他会議、県民大会等各種の防犯活動を展開したこと、又これらの活動にマッチした防犯心得読本や、社会奉仕のちらしやワッペンを作成配布したことは、いずれもタイミングに合致し、防犯意識の啓発に好評であり、相当の成果が挙ったものと思料される。





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