■事業の内容
統計思想の普及啓蒙及び統計表現技術の研さんに資するため、「統計グラフ全国コンクール」を次のように実施した。 (1) 募集及び審査 都道府県を通じ全国的に統計グラフ作品を募集した。その結果、78,736点の応募があった。このうち、都道府県における地方審査をパスした作品709点が中央審査の対象となった。709点のうち、第2次審査で更に検討を加え、130点を最終審査に回し、その外に、努力賞14点、奨励賞28点を決めた。最終審査においては、第1部〜第5部まで計130点の中から50点を選抜して入選作品とし、各部門において各1点を特選と決めた。 (2) 入選作品の表彰 第38回全国統計大会(於、新潟市)において入選作品を発表し、表彰式を実施した。(昭和62年10月29日) イ. 小学校低学年の部 入選10点のうち特選1点 ロ. 小学校高学年の部 〃 〃 ハ. 中学校の部 〃 〃 ニ. 高等学校の部 〃 〃 ホ. 大学及び一般の部 〃 〃 (3) 入選作品の展示会の開催 イ. 昭和62年10月18日(日)〜10月22日(木)まで、第35回統計グラフ全国コンクール入選作品展を、サンシャイン60、B1で開催した。 次いで、昭和62年10月29日(木)第38回全国統計大会会場(新潟市新潟県民会館)において展示し、全国から参加した統計関係者、一般市民の観覧に供した。 ロ. 千葉、佐賀、鹿児島、神奈川、京都、大阪、福井、愛媛の順で各県の県民会館等で展示会を開催。 (4) 入選作品集の配付 第35回統計グラフ全国コンクール入選作品集(B5版)を、1,000部作成して、都道府県、入選者、各省庁統計主管部課、協賛団体等に配付した。 (5) 入選作品スライドの製作 入選作品50点のスライドと、作品を紹介する録音テープを作成し、都道府県に各1組配付し、普及啓蒙と今後における募集活動に活用することとした。
■事業の成果
本事業の実施により、国および地方公共団体等における行政情報システムの開発の高度化・効率化及びこれによって得られる行政サービスの向上と公共福祉の増進に寄与したものであると思料される。
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