■事業の内容
A 採用・昇進・退職管理の企業別実態とその将来展望についての調査 1) 調査内容 [1] 採用の類型別昇進管理 [2] 昇進管理の類型別退職管理 [3] 年齢別人員分布の形別昇進管理 [4] 昇進の段階別に考慮される資質 [5] 賃金体形の形別昇進及び退職管理 2) 調査対象 全国主要企業 1,000社 (回答 359社) 3) 調査方法 実地調査(250社)、通信調査(750社)による調査票記入方式で実施し、その結果を委員会で分析研究した。 B 企業における雇用の変化と女子の採用、能力開発に関する調査研究 1) 調査内容 [1] 最近3年間に採用した雇用管理上の新しい方策 [2] 業務の外部委託を行っている業務、職種 [3] 外部委託に関する実際上の問題点(特に機密保持上の取扱い) [4] 最近3年間における女子従業員の採用状況と職務の変化 [5] 雇用平等法成立に対応する雇用上の方策 [6] 女子従業員の能力開発、訓練の実施状況 2) 本事業の成果 各産業の代表的企業 55社 (集計53社) 3) 調査方法 調査票記入方式による実地調査、並びに3社について担当部課長からヒヤリングを行い、その結果を委員会で分析した。
■事業の成果
企業の人事管理は、規模、業種、年齢、歴史等の従業員の構成等によって異なり、従って採用・昇進・退職管理を含めその実態を示すとともに、今後の人事管理政策策定の指針を与えようとするものである。また、企業の人事管理は様々な施策を模索しているところであるが、このうち特に雇用の多用化及び女子の活用化の問題を取り上げ、今後の問題解明に必要な資料を提供することによって、官民の人事管理制度の展開に寄与するものと考えている。
|
|