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■事業の内容

(1) 航空貨物流動調査
 既往の資料により、国際、国内別に航空貨物の流動状況につき調査を行い、経年変化と地域別、品目別、ロット構成などの分析を行い報告書の資料としてまとめた。
(2) 航空貨物運送関係事業者実態調査
 近畿地区の航空貨物運送関係事業者、54社を対象として、航空貨物取扱施設等事業所の現況と将来意向について、調査票を配布した後郵便により回収した。
回答数 45社
(3) 貨物自動車運送事業者実態調査
 大阪府下区域トラック事業者2,917社を対象として、航空貨物運送状況について郵便によりアンケート調査を実施した。
回答数 451社
(4) 航空貨物端末輸送動態開査
 上記3の事業者に対し、航空貨物の地上流動の実態について調査票を配布して調査した。
回答数  地上車等 271台
持込車  545台
(5) 報告書の作成
B5 タイプオフ 200部
配布先 : 運輸省関係、地方自治体、その他
■事業の成果

近年、航空貨物需要はわが国産業構造の変革と消費構造の高度化、多様化に伴って著しく増加している。
 本調査は、近畿地区における航空貨物の地上流動の実態とその関連施設を把握するため航空貨物の発生、集中源、端末における地上運送の現状を調査し今後における物流課題の検討を行ったものである。
 近畿地区においては、昭和67年度を目標に着々と建設が進められている関西国際空港にかゝる物流課題の検討を行ううえで、その基礎資料として資するところ大なるものと思料する。





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