■事業の内容
航海計器と航海用具に関する評価の調査とその解析 [1] 航海用レーダ関係 a. アンケート対象者 国際航海就航船220隻及び国内船の680隻の船舶乗組員等(回答427名) b. 調査項目 (a) 回答船舶の種類 (b) 回答者の職務等 (c) 航海用レーダーの種類 (d) 航海用レーダーの使用状況 (e) 航海用レーダーの保守、整備 (f) 航海用レーダーの性能及び構成品 (g) 航海用レーダーの構造 (h) 航海用レーダーの型式承認等 (i) 航海用レーダーに関する要望 [2] せん火灯関係 a. アンケート対象者 国際航海就航船300隻及び国内船500隻の船舶乗組員等(回答265名) b. 調査項目 (a) せん光灯の種類 (b) 回答者の職務等 (c) 回答船舶の種類 (d) せん光灯の性能 (e) せん光灯の設置条件 (f) せん光灯の影響 (g) せん光灯の型式承認 (h) せん光灯の保守 (i) せん光灯に関する要望
■事業の成果
航海用レーダー及びせん光灯のアンケート調査による使用者側の評価要望(設問は前者77項目、後者36項目)を集計した結果、製造時の問題点、船舶に装備する上での問題点、船上における性能維持上の問題点が把握できたこと、さらに解析として、航海用レーダーの設問77項目のうち所要の項目を組合せた53項目についての集計と、せん光灯の設問36項目のうち所要の項目を組合せた44項目についての集計の結果から、航海用レーダー及びせん光灯に関して、製造者には品質について、装備工事者には、船上における装備について、また船舶乗組員には船上における性能維持について、今後の改善指針の策定には大いに寄与するものである。
|
|