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「200カイリ海域の総合調査に関する研究」の報告書

 事業名 200カイリ海域の総合調査に関する研究
 団体名 日本水路協会  


■事業の内容

(1) 海洋情報の数値化の研究
[1] 情報の数値化
 測量原図に表現されている原点、水深、底質などの点情報および等深線、海岸線などの線情報をデジタイザーを用いて数値化し、電子計算機による情報処理手法で、測量原図を再現できる他、多目的に利用できる磁気テープファイルを作成した。
対象測量原図は水深図6図、海底地形図4図である。
磁気テープファイル:1/2インチ1200フィート各2巻 合計20巻
[2] 情報図化プログラムの作成
 [1]で作成された磁気テープファイルを用いて指定の図法および縮尺で等深線および鳥瞰図ができる電子計算機プログラムを作成した。
磁気テープファイル:1/2インチ1200フィート 1巻
使用言語     :FORTRAN
使用電子計算機  :ACOS-700
使用図化機    :DRASTEM3600/912H
(2) 海洋情報の提供方法の研究
[1] データの収集・貯蔵法の検討
 海象データを海流、潮流、潮汐、波浪、水温・塩分、高潮(風津波)、津波、海氷、海上気象に9分類し、これらのデータの生産者(12機関)ならびに利用者(12機関)に対するアンケート調査及びインタビューにより海洋情報の流通促進を図るための技術上、制度上の改善等を検討した。
[2] データの提供方法の検討
 前記[1]項の調査結果をふまえ、海洋資料センターでの海象情報の提供方法のあり方につき具体策を現状からの出発および将来展望の見地から検討した。
(3) 流況測定方式に関する研究
[1] 研究
 船舶が航行しながら海面下の各層の流速が測定可能な方式を研究した。
[2] 実験
 実験に必要な器材を整備し実上実験を実施し所要の流速精度(速さ0.1ノット、方向±3°)で測定可能なことを確認した。
基礎実験(56年12月 7日〜12日)   東京湾走水沖
精密実験(57年 1月25日〜2月3日)  駿河湾
[3] 総合設計
可搬型で流速測定が可能な実用機器として基本設計を実施
■事業の成果

資源に恵まれないわが国にとって、200カイリ海域の開発利用の促進は、将来の国民生活の向上、経済社会の発展に絶対不可欠である。しかし海洋に関してはなお未知の分野が多く、その実態も明らかにされていないため、本事業は海洋情報を数値化し、必要な情報を図化可能な電子計算機用プログラムを開発し、又海洋情報の提供方法を研究するとともに、船舶が航行しながら、海水の表層流速が測定可能な機器の試作及び海面下の各層流速が測定可能な方式の研究を行ったもので、これらの研究を総合評価することにより、海洋に関する基礎資料として大いに利用できるものである。





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