■事業の内容
(1) 1979年英文造船造機技術の展望の刊行 [1] 英文名 Technical Pro-gress in Ship-building and Marine Engineering in Japan during 1979 [2] 規格 B5版 上質紙 表紙共 88頁 7ポ、コンポーザシステム英文タイプオフセット印刷 表紙色刷 [3] 部数 800部 [4] 内容 (1)建造統計 (2)造船施設 (3)造船工作法の進法と効果 (4)顕著な完成船舶 (5)造船設計 (6)船体強度 (7)振動および動的応答 (8)溶接 (9)材料強度 (10)抵抗・推進 (11)耐航性 (12)操縦性 (13)蒸気タービンプラント (14)ガスタービン (15)ディーゼル機関 (16)原子力プラント (17)補機・艤装 (18)電気・自動制御 (19)軸系装置およびプロペラ (20)海洋開発関連技術の展望 (21)公害・汚染防止および対策 (22)法規・船級協会規則の重要な変更 [5] 配布先 海外の造船関係研究所、大学、図書館、国内の造船、海運会社、研究所、関係官庁等 (2) 英文論文集の刊行 [1] 英文名 Naval Architecture and Ocean Engineering [2] 規格 B5版 表紙共 226頁 上質紙 6ポ、コンポーザシステム英文タイプオフセット印刷 上製本 [3] 部数 800部 [4] 内容 部門<1> 抵抗・推進・運動性能 部門<2> 構造強度・振動・溶接・設計・海洋工学関係 [5] 配布先 海外の造船関係研究所、大学、図書館、国内の造船、海運会社、研究所、関係官庁等 (3) 日本造船学会論文集の刊行 [1] 規格 B5版 上製本 (第147号) 表紙共 374頁 (第148号) 表紙共 350頁 [2] 部数 6,000部 [3] 内容 第147号 講演論文36編及び討論、会長演説 第148号 講演論文34編及び討論 [4] 配布先 会員、関係機関
■事業の成果
[1] 「1979年英文造船造機技術の展望」の刊行 本書は1960年以来毎年刊行配布を続けて来たが、わが国造船造機技術の現状を簡潔に集録し、わが国造船界に対する認識を深める貴重な資料として、海外において高く評価されている。 特に本書は日本における技術の状況と、造船工業の現状を知るための最適の書として、海外からの配布継続の要望も高い。 又これに対し海外からは造船技術に関する資料を受け、わが国造船技術の向上に役立っている。 [2] 「英文論文集」の刊行 本論文集は昭和42年度より5ケ年計画として刊行し、昭和46年度第10巻を以って終了した。しかし海外諸国より技術交流のためには最適なものとの評価を受け継続発行の要望も強く、かつ本書に掲載された論文は海外における活用度が非常に高く、本書を通じてわが国における研究・開発の成果が外国人著者による論文の参考文献として盛んに引用されている。 このような背景のもとに昭和48年度より復刊し、さらに昭和52年度からは海洋工学関係の優秀論文も含めてより充実した内容とし、昭和56年2月第18号を刊行した。 さらに本書により、わが国における優れた造船技術の現状を知って、それぞれの研究・開発の促進に役立たせるため、海外諸国から配布継続の要望が強い。 [3] 「日本造船学会論文集」の刊行 本論文集は、わが国における造船技術に関する最も権威ある書として内・外から認められ、造船技術の進歩向上の基盤としての役割を果してきたが、また広く海外との学術交流にも役立っている。本年度は第147号を55年6月に、第148号を55年12月に刊行し国内・外会員に配布した。 これらの事業を実施したことは国内はもちろん海外へのわが国造船関係の研究・開発の成果の紹介と、わが国造船業会の発展に寄与するところ大なるものがある。
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