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「省エネルギー内航船(499トン貨物船) の技術開発」の報告書

 事業名 省エネルギー内航船(499トン貨物船) の技術開発
 団体名 日本中小型造船工業会 注目度注目度5


■事業の内容

(1) 省エネルギー船の設計調査
[1] 設計諸条件の調査研究
 現存499総トン型貨物船及びその運航形態を調査解析し、現存船の代表船型及び省エネルギー船型としての設計諸条件を研究。
現存船調査       16隻
省エネルギー船型研究  8船型
[2] 概略試設計
 省エネルギー対策の観点より最良と考えられる主要目を選定し概略試設計を行った。
2船型
(2) 省エネルギー船型の開発
[1] 研究項目
A. L、B、D、d、Cb及びlCB等の主要目変化シリーズ
B. 上記船型の前半部形状を変更した船首形状シリーズ
C. A&Bの研究成果より最良の船型について船体後半部を変更した船尾形状シリーズと、伴流分布計測
[2] 対象模型船
現存船の代表船型   1隻
主要目変化改良船型  2隻
船首変更船型     2隻
船尾変更船型     1隻
[3] 研究方法
 理論による船型の解析を行い、水槽試験、5孔管による伴流分布計測及び流線観測を行う。
(委員会  省エネルギー内航船の技術開発委員会  7回)
■事業の成果

最近の石油価格の高騰を契機に運航経済性に優れた省エネルギー内航船の出現が強く要請されることとなった。
 よって我国内航貨物船の主力である499総トン型貨物船を対象として、本年度より2ケ年の継続事業として現存船より10%以上の燃料費節約を目標とした省エネルギー内航船の開発を行うこととなった。本年度は57年7月より発効する新測度法を適用した新船型の概略試設計を行いこれをもとに5隻の改良船型と現存船型による原型1隻の計6隻の模型水槽試験を行なった結果、原型にくらべ省エネルギー改良型船は約30%の馬力の節減が可能であることが判明した。
 この成果をもとに来年度は主機、補機の省エネルギーよりの見直し、プロペラの研究及び船尾振動などの総合検討を行ない、現存船と同程度の載貨重量、載貨効率を確保しつゝ、10%以上の燃費節約という当初の計画をはるかに越えた省エネルギー内航船の標準設計が可能と考えられる。これにより中小型造船所及び内航船主の今後の省エネルギー船設計建造のための指針となるとともに国家的要請である省エネルギー対策に寄与するところ大なるものがある。





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更新日: 2020年7月4日

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