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■事業の内容

イ 合気道演武大会の開催
[1] 第17回全日本合気道演武大会
a 場所   東京
b 期間   1日間(55.6.9)
c 参加者  1,700名
d 内容   基本技・応用技・護身・武器技・模範演武
[2] 大学各地区合気道演武大会
a 場所   東京、大阪、三重、広島
b 期間   各地区1日間
c 参加者  延650名
d 内容   演武競技
ロ 合気道講習会
a 場所   大阪、千葉、愛知、高知
b 期間   各地区2日間
c 参加者  延333名
d 内容   合気道の理論および実技
ハ 合気道巡回指導
[1] 国内巡同指導
a 巡回地区  全国各支部道場および大学 131地区
b 期間    1回3泊4日平均
c 内容    昇段位審査、けい古指導、合気道理論等
d 巡回員   本部指導員
[2] 海外巡回指導
a ヨーロッパ地域
 7月24日から8月13日まで21日間、英国のロンドンを中心に英国各地の道場での指導者研修会における稽古指導と、また英国合気道連盟の「全英夏期合宿講習会」の講師として1週間指導、英国の合気道普及のための重点的に指導を行なった。本部道場より師範1名を派遣した。
b 北米地域
 2月14日から2月25日までの12日間、北米のニューヨーク、ボストン、フロリダ、アトランタ等、東部地区の道場を中心に巡回指導、特にニューヨークにおいては「有段者講習会」があり、熱のこもる稽古指導が出来たことと、各地在住日本人指導者との交流をふかめた。
これに本部道場より師範2名を派遣した。
c 東南アジア地域
1) 2月4日から2月15日までの12日間、シンガポール、マレーシア、タイ、香港の4ケ国に本部道場より師範2名を派遣し、各国にて、稽古指導、演武のほか昇級審査会も行い現地会員との交流がかわされ、恒例の年1回の巡回指導が充実してきた。
2) 3月5日から3月12日までの8日間、日本人指導者が未だ巡回していないインドネシアおよびフイリッピンの2ケ国の合気道の状況視察と、稽古指導のため本部道場より師範1名を派遣、東南アジア地域の合気道の普及の環が広まった。
ニ 合気道資料の作成書
[1] 資料名  「合気道のしおり」
[2] 規格   B5判 20頁
[3] 部数   3,000部
[4] 内容   合気道の概略
[5] 配布先  全国合気道道場、大学合気道部他

■事業の成果

近年わが国は高度経済成長を遂げるにいたり、この反面道義に対する無関心が大きな社会問題となっている。このため本事業により青少年に対し合気道の普及指導を強化できたことは、健全な人間の育成と体力の向上に資すること大なるものがあると思われる。





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