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(昭和60年度〜平成3年度)
第5節 国際博覧会への協賛
2.国際交通博覧会 
国際交通博覧会が、北米西海岸で最大の港湾機能を有し、環太平洋地域への交通の要衝であるカナダ第3の都市バンクーバー市において、1986年(昭和61年)5月2日〜10月13日に開催された。
この博覧会は交通の各分野に限らず、交通を支える通信、交通に支えられる通信、交通を代替する通信を軸に、人・物資・情報の移動について人類の成果をたどりながら現代の諸問題を検証し、さらに未来の可能性を展開する場として企画されたものである。
参加国は香港、国連、ECを含め過去最大の54に達し、入場者は2,211万人を数えた。
先端的な技術で世界の交通と通信をリードする立場にあるわが国が、これに参加したのはいうまでもない。
わが国政府の参加事業費は昭和60年度11億3,000万円、61年度6億3,000万円、合計17億6,000万円が予算計上されたが、これは厳しい国家財政事情を反映して、別途2億3,000万円の民間資金負担を前提としたものであった。この民間分については61年1月に指定寄付制度の適用が認められ、合計19億9,000万円が政府参加事業費となった。同博覧会へのわが国の参加にあたっては、広い分野にわたり多大の民間協力が得られ、政府事業以外にも多彩な事業が展開された。
これに最も貢献したのはモーターボート競走業界であり、本会をはじめ各団体はモーターボート競走の収益金14億円(うち9,000万円は指定寄付に充当)を補助した。これによりHSSTの地上施設やジャパンプラザの基礎施設の整備、文化交流催事の実施、「辰悦丸」の出展をはじめとする各種事業への参加や広報の充実を図ることができた。
このような民間協力による事業は、政府参加事業の実施機関である(財)日本国際博覧会協会において総括・調整され政府参加事業を補充し盛り上げた。その結果、同博覧会のテーマである交通・通信分野のみならず、その背景となっているわが国の経済、社会、文化の側面を紹介することも可能となり、国際理解、国際親善の役割を果たした。

特別協賛金内訳
モーターボート競走関係団体 9億2,598万円
日本船舶振興会 4億8,000万円
――――――――――――――――――――
合計 14億598万円
出展されたHSST



「ハイウェイ86」で楽しむ子供


日本政府館のエントランス
 
 
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