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(昭和55年度〜59年度)
第5節 国際協力援助事業の伸張
4.国連諸機関との連携強化 笹川健康賞の設置
WHOによる「西暦2000年までにすべての人に健康を」活動を効果的に推進していくためには、世界各地域の保健衛生の実情に即した広範な分野での優れた活動や研究の促進が不可欠である。本会ではかねてからWHOに、世界各国の保健衛生分野で功績のあった個人・団体を毎年表彰する制度の創設を提案してきた。
この構想は、1983年(昭和58年)11月に開かれた国際医療シンポジウム(主催:(財)ライフプランニングセンターおよび(財)笹川記念保健協力財団)に特別講師として来日したWHOのマーラー事務局長の同意を得、さらに1984年5月のWHO第37回総会において承認され、笹川健康賞の設置が正式に決定した。
笹川健康賞を運営するための基金は、国際医療協力事業をすすめている(財)笹川記念保健協力財団に本会が100万ドル(約2億3,000万円)を拠出し、同財団がその管理運営にあたることとなった。
笹川健康賞は、保健衛生計画の推進あるいはプライマリー・ヘルスケアの顕著な進歩など、保健の発展に優れた刷新的業績を成し遂げた個人・団体に対し、これらの分野での一層の発展を奨励するために授与されるものである。
第1回笹川健康賞の表彰は1985年5月めWHO総会で行われ、ダビッド・ペルシュ・エスコバル(コロンビア)、ヘズース・C・アズリン(フィリピン)の両氏と、インドの教育・福祉・行動のための委員会に対し、ブロンズ像と賞金10万ドルが贈られた。
平成元年はこの賞が設けられて5年目にあたるので、同年6月に東京で、中嶋宏WHO事務局長、ジャヤワルデネ前スリランカ大統領ならびに過去5回の受賞者10名を招聘し、西暦2000年までにいかにして世界中に健康を実現するかにつき、国際シンポジウムを開催した。

笹川健康賞の受賞者一覧
第1回(1985年)
ダビッド・ベルシュ・エスコバル(コロンビア)
ヘズース・C・アズリン(フィリピン)
教育・福祉・行動のための委員会一農村部門(インド)
第2回(1981年)
アモーン・ノンダスタ(タイ)
ルシル・T・コルティ(カナダ/ウガンダ)
ピエトロ・コルティ(イタリア/ウガンダ)
アヤダウ郡国民健康計画委員会(ミャンマー)
第3回(1987年)
マリー・ジョーン・ウインチ(オーストラリア)
第4回(1988年)
インドネシア家族福祉運動(インドネシア)
クリスチャン・オーランシュ(フランス/カメルーン)
第5回(1989年)
牛東平(中国)
第6回(1990年)
モンジニョール・フィオレンツォ・アンジエリーニ(イタリア)
B・N・タンドン(インド)
ビアンクーリ保健センター(トーゴ)
第7回(1991年)
開発と保健/プライマリー・ヘルスケア活動のための地域センター(ベニン)
エドガー・レイ・サナブリア(コロンビア)
ヘクトル・マルティネス・ゴメス(コロンビア)
ボロワイ保健委員会(フィジー)

第5回笹川健康賞授賞式(1989年
5月=平成元年)
 
 
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