日本財団 図書館資料庵
日本財団
ざいだん模様 日本財団三十年の歩み 日本財団四十年の歩み 日本財団五十年の歩み(別ウィンドウで開きます) 定款・規程 情報公開(別ウィンドウで開きます) 事業報告書 写真室 アーカイブ
 
Top日本財団三十年の歩み 本史>本史詳細
(昭和55年度〜59年度)
第4節 協力援助事業の推進
協力援助事業の推進 ノサップ岬マラソン大会
北方領土返還要求運動は、昭和20年12月1日、当時の根室市長が連合国最高司令官マッカーサー元帥に、歯舞、色丹、国後、択捉の4島を日本に返還するよう強力に要請したことがその始まりとされている。その後、25年11月に根室における民間有志が領土返還要求を主たる目的とした「千島及び歯舞諸島返還懇請同盟」を結成、38年には名称を「北方領士復帰期成同盟」と改め活動の強化拡大を図った。さらに40年4月には外務大臣認可の社団法人に改組し、世論の結集と高揚を図った。
それから十数年、返還要求運動は粘り強くつづけられたが、問題は未解決のまま残された。そのため政府は56年1月、多くの国民の要望に応え、2月7日を「北方領土の日」と定め、この日を中心にして全国的に集会や講演会・署名運動等が行われ、北方領土返還の運動は次第に全国各地に広がった。さらに8月の北方領土返還要求運動強調月間を機に、北方領土返還運動の盛り上がりを期して、さまざまな催しが行われた。北方領土ノサップ岬マラソン大会もそのメイン事業の一つとして計画されたものである。
第1回マラソン大会は、北海道、根室市、(社)北方領土復帰期成同盟など21団体が実行委員会を組織して主催し、外務省、総理府などが後援して、57年8月22日に開催された。外国人招待選手、国内招待選手を含め348名が領土返還実現の悲願をこめて、根室市のノサップ岬一根室市役所間で、24kmコース、10kmコースに分かれて健脚を競った。
本会は、(社)北方領土復帰期成同盟の要請に応え、北方領土の一日も早い返還を祈念する立場から、協力援助事業としてこの大会を支援した。
同マラソン大会は、58年以降もこの北方領土を見渡すことのできる根室市ノサップ岬において毎年開かれ、北方領土早期返還の国民世論の機運高揚に寄与している。本会は今日まで毎年、大会の推進を支援している。


 第1回ノサップ岬マラソン(昭和57年)
 
 
The Nippon Foundation